夏の思い出作りに、メダリスターのメンバーで合宿を企画するライサ。
やりたいことを募っていくうちに、あきらかに詰め込みすぎなスケジュールが
出来上がっていくが・・・? ドキドキの準備編!
ライサマーキャンプ企画中。
「メダリスター合宿」で決定。
合宿でやりたいこと。
合宿提案ライサ編。
合宿提案ランビ編。
合宿提案ジュベール編。
合宿提案ジェフ君編。
合宿提案タニス編。
合宿提案ベン編。
合宿提案ジョニー編。
合宿準備@
合宿準備A
合宿準備B
合宿準備C
合宿準備D
ライサマーキャンプ企画中。
ライサ 「夏もそろそろ終わりそうだから、キャンプでも企画しようと
思ってたんだけど、どう思う?」
ジェフ 「それで海と山のどっちかを聞いて回ってたのか」
ライサ 「そうなんだ。1泊だけでもどうかなと思ったんだが」
ジョニー 「コテージに泊まれるならどこでもいいよ」
ライサ 「キャンプの意味無っ!」
タニス 「それで、場所はどこになるの?」
ライサ 「ああ、海と山で意見が分かれちまったから、
間をとって湖にしようと思う」
ランビ 「・・・それはまた、ずいぶん思い切った選択だね」
ベン 「間をとったかどうかは微妙だけどね!」
ライサ 「で、この企画をライサマーキャンプと命名しようと思うんだ」
ジョニー 「・・・普通にサマーキャンプでいいよぉ」
ジュベール 「メダリスターズ・サマーキャンプでよくね?」
ライサ 「・・・別になんでもいいけどさ・・・(しゅん)」
「メダリスター合宿」で決定。
ジュベール 「キャンプとか言いながら、実際合宿みたいなもんだろ?
『メダリスター合宿』でよくね?」
ジョニー 「ジュベにしてはスマッシュヒットな名前だね」
ランビ 「合宿なら真面目な感じがするね」
ベン 「いいね〜、ナゴセンへの策を練りながら遊ぶ! 素敵な集まりに
なりそうじゃないか」
ジェフ 「で、その『メダリスター合宿』はいつやるんだ?」
ライサ 「(その名前で決定かよ!)えーと、今週末にやりたかったんだけど
管理人が日曜日に予定入れちまったから・・・金・土になると思う」
ベン 「そうか〜、それなら車割りとか色々考えなきゃね〜!」
ランビ 「それで合宿のメニューにてんとう虫探しは・・・」
ライサ 「そんなものはない」
ジュベール 「合コンも?」
ライサ 「あるわけがない」
ジョニー 「枕投げは?」
ライサ 「・・・検討中」
タニス 「いらないわよそんなの!!」
ジェフ 「おい、バーベキューといっしょにマシュマロ焼いてみてもいいか?」
ライサ 「え? ・・・やりたいならやってもいいけど・・・
っていうか合宿のメニューと関係ないし!」
合宿でやりたいこと。
ジェフ 「で、メダリスター合宿では具体的に何をやるんだ?」
ライサ 「え? いや合宿にするつもりなかったから今大慌てで
考えてるとこなんだよ」
ランビ 「じゃあみんなで提案していこう!」
ジョニー 「はーい! 決め台詞を噛まない練習!」
タニス 「それより決めポーズの立ち位置を決めましょ!」
ジュベール 「必殺技の特訓だろ!」
ジェフ 「ナゴセンビルに忍び込む練習はどうだろう?」
ベン 「『おシャレッスン イン メダリスター合宿』は?」
ランビ 「着ぐるみの着脱を練習しなきゃ!」
ジュベール 「なあ、飛び道具とかやってみたいんだけど」
ジョニー 「投げキッスの練習もいいね」
ベン 「そのへんの女の子を口説いちゃダメかな〜」
タニス 「あと筋トレも欠かせないわ」
ジュベール 「それと男同士のペア!!」
ジェフ 「僕はシンクロもやってみたい」
ランビ 「もちろんてんとう虫も探したいんだけど・・・」
タニス 「いっそメイクもこの機会に勉強する?男には関係ないかしら?」
ジュベール 「スタイリッシュな写真の写り方の研究もやりたい」
ジョニー 「ね〜ね〜、反射神経鍛えるために枕投げしようよ〜」
ランビ 「山にキノコでもとりに行く?」
ベン 「やっぱり湖でカヌーさ!」
ジェフ 「僕は自転車がいい」
ジュベール 「俺は水上バイクがいい!」
タニス 「私はバーベキューがしたいわ」
ベン 「あ、釣りもいいよね! 食糧を自分たちで獲るんだ!」
ジョニー 「洞窟を探検しよーよ!」
ジュベール 「じゃ、肝試し決定!」
ジェフ 「嫌だ! 肝試し反対!」
ライサ 「気づいたら遊びにすりかわってる!!」
合宿提案ライサ編。
ライサ 「メダリスター合宿に俺が勉強してる演劇メソッドを取り入れようと
思うんだがどうだろう」
ジュベール 「演劇だって!?」
ジョニー 「みんなでお芝居でもするの? 主役はもちろん僕だよね?」
ジェフ 「ぼ、僕は芝居なんてできない!」
ベン 「どうせやるならサスペンスがいいな〜」
タニス 「だけど、まともな役があたるのかしら?」
ランビ 「じゃあみんなで楽しいお芝居を作るんだね!了解!」
ライサ 「ごめん、そうじゃなくて・・・」
他 「違うのかよ!!!」
ライサ 「まだ何も言ってないのに怒られたよチクショー!!」
合宿提案ランビ編。
ランビ 「演劇もいいけど、みんなでダンスなんてどうかな?」
タニス 「いいんじゃない? 私とベンが指導してあげる!」
ベン 「だけど男同士のダンスはなかなか切ないものがあるね!」
ジョニー 「どうせならおシャレなモダンダンスがいいな」
ジュベール 「俺、タンゴやったことあるからタンゴ対決がいい」
ライサ 「ダイスケに対抗してヒップホップは?」
ジェフ 「いや、基礎力向上のためにバレエを特訓するべきだ」
ランビ 「・・・僕が言いたかったのはフォークダンス
なんだけど・・・」
他 「そっちかよ!!!」
合宿提案ジュベール編。
ジュベール 「俺はマイムの練習がしたいんだ」
ライサ 「お前のマイムは小芝居だろ?」
ジョニー 「ジュベみたいな小芝居を僕らが・・・?」
ジェフ 「音楽がもったいない!!」
タニス 「少なくともハードボイルド風の変なのをやらされるんでしょ?
あるいはアクション系?」
ベン 「ん〜〜、ファンキーだけど僕は遠慮するよ!」
ランビ 「マイムと小芝居を一緒にするな! 芸術的なマイムは小芝居とは
ワケが違うんだ!!」
ジュベール 「失礼な! 俺は競技中に小芝居なんかしてないぞ!」
他 「真顔で否定した!!!」
合宿提案ジェフ君編。
ジェフ 「僕は音楽的な表現をもっと向上すべきだと思う!」
ジョニー 「え〜? 音楽になりきるってやつ? 僕は大丈夫だよぉ」
ライサ 「俺はオペラやると歌が聞こえてきそうだって言われるぜ」
ジュベール 「俺が音楽になりきってないっていうのかよジェフ君!」
タニス 「少なくとも私達には簡単すぎるわ」
ベン 「なんでも踊っちゃうよ!」
ランビ 「僕はシマウマから人肉まで幅が広いから問題ないよ♪」
ジェフ 「お前らその自信はどこから来るんだよ!?」
合宿提案タニス編。
タニス 「それよりも、笑顔で滑る練習した方がいいと思うのよ」
ベン 「シングルスケーターはどうしても笑顔が固くなっちゃうからね!」
ジョニー 「でも失敗したらガッカリするし・・・」
ランビ 「表現によっては悲しい顔もありだと思うけど?」
ライサ 「俺の場合は怖い笑顔になると思う・・」
ジュベール 「俺はジャンプうまくいったら笑顔になるぜ」
ジェフ 「僕は笑顔は問題ない。それよりタニス・ベルビン、
君のリフト中の笑顔は怖すぎる」
タニス 「なんですって!?」
合宿提案ベン編。
ベン 「僕はこの際だから、みんなでチョイ悪路線をやってみるのも
アリだと思うんだ」
ジュベール 「ハードボイルドな感じだろ?まかせてくれ!」
ジョニー 「ジェフ君てさ、たまにニヤリと笑うよね」
ランビ 「あれもチョイ悪だね!」
ジェフ 「僕は狙ってやってるんじゃない!」
タニス 「じゃ本性というわけね」
ジェフ 「なんだと!?」
ライサ 「チョイ悪?・・・ちょっと悪役っぽいってことか?」
ジョニー 「ライサはチョイ悪どころか極悪じゃん」
ライサ 「極悪じゃねーよ!!」
合宿提案ジョニー編。
ジョニー 「最後は僕だね! メダリスター合宿をやるなら・・・
とりあえずダサい私服禁止」
ライサ&ジェフ 「!!」 ←身に覚えがある二人
ベン 「HAHAHA! さすがジョニーだ!」
ジュベール 「俺はダサくないぜ」
ランビ 「僕は気をつけるよ・・・」
タニス 「そうね。合宿中はモロゾファントム・・・もといモロゾフチームで
試合があるけど、お洒落魔女はおシャレッスンしてくれるみたいだから
みんなそれなりの格好した方がいいわ」
ジョニー 「おシャレッスンはいつどこでおシャレーダーにひっかかるか
わかんないから気をつけようね!」
ライサ 「・・・私服はともかく、他にやりたいことは?」
ジョニー 「う〜ん、しいていうなら、おやつパーティーと枕投げと
肝試しがいいな」
ジェフ 「肝試し反対!」
タニス 「いつの間にかレジャー計画に戻ってない?」
ライサ 「・・・ジョニーに聞いた俺が間違ってたよ」
合宿準備@
ライサ 「えーっと、車割りは〜・・・・」
ジョニー 「ライサー、僕はこれからスーパーに行くけど
明日のために何か買ってきたほうがいいかな?」
ライサ 「おつかい行ってくれるのか? 助かるよ! とりあえず車の中で
食べる菓子類とか飲み物とか、適当に買ってきてくれ」
ジョニー 「うん、わかった」
20分後。ジョニー、小さな買い物袋を持って戻ってくる。
ジョニー 「ただいまー」
ライサ 「早いな。・・・あれ? 荷物少なくないか・・・?」
ジョニー 「え? お菓子と飲み物でいいんでしょ?」
ライサ 「いや、それだけじゃ足りないだろ!」
ジョニー 「え? 僕一人ならこれで充分だよ〜」
ライサ 「自分の分しか買わなかったのかよ!!」
合宿準備A
ライサ 「んーと、朝は7時起床で・・・問題は朝のコーナーをどうするか・・・」
ダイスケ 「こんにちは〜」
ライサ 「おっ! ダイスケじゃないか」
ダイスケ 「エヴァンさん、メダリスターで合宿やるって噂は本当ですか?」
ライサ 「!! なんで知ってるんだよ! ナゴセンには秘密だったのに・・・」
ダイスケ 「ジェフ君から聞きました♪」
ライサ 「内部から情報漏れてる!!」
ダイスケ 「それで・・・俺も行っていいですか?」
ライサ 「ええっ!? だってナゴセンはモロゾフチームで試合とショーが
あるんじゃないのか?」
ダイスケ 「俺、モロゾフ関係ないですから(←少しふてくされる)」
ライサ 「ああ、なるほどな・・・」
ダイスケ 「だから一緒に連れてって欲しいッス!! お願いしますよ!!」
ライサ 「俺は別にいいけど・・・メダリスター合宿とは名ばかりで
実際はただ遊びに行くようなもんだし」
ダイスケ 「やったー! じゃあアラカワさんにも伝えておきます!」
ライサ 「なんで?」
ダイスケ 「アイスハウスのショーに出ない俺らも、キャンプしようって
話になってるんですよ。行き先も湖で、同じ場所ですから!」
ライサ 「ナゴセンと合同かよチクショー!!」
合宿準備B
ライサ 「ダイスケがこっちの車に乗るから、車割り考え直しだよ・・・
うーん、どう分けたらいいものか・・・」
ランビ 「ライサ! 僕らでマイムマイムを踊って欲しいっていうリクエストが
来たから、スケジュールに組み込んでもらえるかい?」
ライサ 「マジで? じゃあ明日の夜はそれでナゴセンと対決だな・・・」
ランビ 「それとね、一つ相談があるんだけど・・・」
ライサ 「何だ?」
ランビ 「この合宿にカロリーナも招待したいんだけど、一緒にベルネルが
くっついてくるような気がするんだ。だから君の力でベルネルに知られないように
カロリーナを呼ぶにはどうすればいいかな?」
ライサ 「・・・それは難しい相談だな・・・」
ベルネル 「兄貴〜♪ 明日の合宿楽しみにしてますから!」
ランビ 「なぜ君が知ってるんだ!!」
ベルネル 「何言ってるんですか! 俺達は兄貴の応援団なんですから
今回の合宿も盛り上げるに決まってますよ!」
ランビ 「ライサ・・・僕は君を許せない」
ライサ 「俺のせい!? ねえ俺のせいなの!?」
合宿準備C
ランビ 「みんな! 合宿でマイムマイムを踊ることに決まったから
今日は試しに一度踊ってみないかい?」
ジェフ 「男同士で輪になって踊るのか・・・?」
ジョニー 「むさくるしいよねー」
ジュベール 「そんなこと言うなよ! 俺はやるぜ!」
ランビ 「振り付けは至って簡単だよ。みんなで手をつないで、足をリズムに
あわせてこんな感じに・・・」
ランビ、華麗な足さばきを披露。
ジョニー 「ふーん、簡単そうだね」
タニス 「エヴァン、大丈夫?」
ライサ 「・・・歩幅がせまいとヤバそうだから練習しとく」
ランビ 「この後は中心に向かって手をあげていくんだよ。
そして隣の人と手を叩く。この繰り返しさ。簡単だろ?」
ジュベール 「楽しいじゃん♪」
ベン 「じゃあ輪になってみよう」
それぞれ適当に並ぶ。
ジョニー、ジュベール、タニス、ライサ、ジェフ、ベン、ランビという順。
ランビ 「じゃあ音楽スタート♪」
音楽、流れる。輪が一気に崩れる。
タニス 「ストップ!! ジュベール! あんただけ倍のスピードよ!!」
ジュベール 「え?このスピードじゃないの?」
タニス 「早すぎるわよ!!」
ランビ 「気を取り直してもう一度・・・」
音楽、流れる。今度は無事に進むものの・・・
ジョニー 「あれ? あれ? 振り付けどうだっけ?」
ジェフ 「みんな音楽と合ってない!」
タニス 「エヴァン! 私を蹴らないで!!」
ライサ 「ごめんタニス! 歩幅が狭くて・・」
ジュベール 「テンポが遅いよ〜〜」
ベン 「ん〜〜、イマイチ合ってないね。なんていうかこう、無理矢理
踊らされてる学生のような感じだね」
ランビ 「今の並びじゃバランスが悪いみたいだよ。やっぱり明日は
身長と相性を考えて並び方を決めなきゃね」
ジュベール 「な〜、音楽のテンポもっと早くなんないの?」
ジェフ 「ふざけるな! 余裕があるなら得意の小芝居でもやってみせろ!」
ジュベール 「なるほど!」
タニス 「ジェフが余計なことを吹き込んじゃったわ・・・」
ジョニー 「なんていうか、僕はこの振り付け気に入らない」
ベン 「そんなことを言ってはダメだよ! この振り付けにもちゃんと
意味があるのさ! 詳しくは明日説明するからちゃんと聞いてくれよ!」
ランビ 「じゃあマイムマイムは明日特訓だ! ナゴセンに負けないぞ!!」
合宿準備D
ジュベール 「明日の車割り発表だ!!」
<メダリスター(なぜかダイスケ含む) DE 車割り byジュベール>
○ライサチーム
運転:ライサ
助手席:ジョニー
後部座席:ベン
後部座席:ランビ
○ジュベールチーム
運転:ジュベール
助手席:ジェフ君
後部座席:タニス
後部座席:ダイスケ
ジュベール 「みんなの相性を考えて最高の組み合わせを作ったぜ!」
ライサ 「なんでお前が決めてるんだよ! タニスと離れちまったよチクショー!」
ダイスケ 「俺はジェフ君と一緒なんですね!」
ジェフ 「そうみたいだな」←ちょっと嬉しい
ランビ 「仲良しを固めたんだね、なるほどね」
ベン 「マイガッ!女の子がいないチームに入ってしまったよ!」
ジョニー 「失礼な!僕がいるじゃないか!」
ライサ 「こっちの紅一点お前かよ? 酷いなそれ!」
ジュベール 「ついでにこっちの紅一点はジェフ君・・・」
ジェフ 「ふざけるな!」
タニス 「私は? 私の立場は!?」