夏の思い出作りにキャンプへ旅立つメダリスター一行。
なぜかナゴセンメンバーやライサ応援団もも加わって様々なイベントをこなしていくが・・・。
ウキウキな１日目、マイムマイム対決までを収録！
寝過ごした。
出発。
朝のライサイド通信 in ライサチーム@
朝のライサイド通信 in ジュベールチーム@
朝のライサイド通信、まさかの中断。
朝のライサイド通信 in ライサチームA
朝のライサイド通信 in ジュベールチームA
朝のライサイド通信 in ライサチームB
朝のライサイド通信 in ジュベールチームB
しりとり in ライサチーム
しりとり in ジュベールチーム
車酔いランビ君。
お腹がすいたようです。
三台目！
ジェフ君の一番のお気に入りは？
目的地に着いたぜ！
メダリスターズ・テント
メダリスターTシャツ！
メダリスター発声練習。
メダリスター決めセリフ！
食糧を手に入れるぜ！
釣り人チーム出動！
キノコチーム出動！
バーベキューは始まっていた。
マイムマイム対決リハーサル。
決戦！マイムマイム対決！
寝過ごした。
ジェフ 「寝過ごした！！！」
ジュベールの声 「ジェフく〜〜ん！ 早くしないと置いていかれるぜ〜！」
ジェフ 「待ってくれ！ 今すぐ準備するから！！」
ジェフ、慌てて着替えて外に出る。
ジェフ 「あれ？他のみんなは・・・？」
ジュベール 「それがさー、みんな寝過ごして、今大慌てで準備してるんだよ」
ジェフ 「だから早すぎるって言ったのに！！」
出発。
ランビ 「みんな集まった？」
ダイスケ 「エヴァンさんとジョニーさんがまだッス！」
ベン 「あれ？ さっきまでそのへんにいたけど・・」
タニス 「どうせいなり寿司でも握ってるのよ。私達は車が違うからもう行きましょ」
ジェフ 「そうだな・・・」
ジュベール 「俺もいなり寿司食べたかったぜ・・」
ジュベールチーム、さっさと出発する。
ジョニー 「みんなお待たせー」
ライサ 「朝飯作ってたら遅れたぜ！ ・・あれ？ ジュベールたちは？」
ベン 「先に出発したよ！」
ライサ 「マジで！？ あいつらの分のいなり寿司も握ったのに！！」
ランビ 「そうだったの！？」
ベン 「なるほどね、それで時間がかかったのか！」
ジョニー 「僕も手伝ったのに〜〜〜」
ランビ 「二人とも・・・どうでもいいところで律儀なんだから〜！！」
朝のライサイド通信 in ライサチーム@
ジョニー 「やあみんな！ 僕は今、室温２２度に保たれてるはずなのに、男だらけで体感温度が暑く感じる車の中にいるよ！」
ライサ 「悪かったな、むさくるしくて！ 読者の人もさぞむさくるしいだろうよ！」
ベン 「今日は朝のライサイド通信を車の中からお届けだ！ 早速だけどメッセージを紹介するよ！ これは昨日のオシャレトークに関する話題だ！『オシャレ先進国のロシアでも、やっぱり特殊なセンスの持ち主がトップに来るね。（つーかプルとスルツカヤね・・・）』だって！ 昨日トークしてたジョニーとステファンはどう思う？」
ジョニー 「僕、昨日も言ったけどプルシェンコはいろんな意味ですごいセンスの持ち主だよ！」
ランビ 「スルツカヤの衣装はちょっといやらしいのが多かったね・・・妙に腕とか腰とか透けて見えるっていうか・・・」
ベン 「彼女、とってもチャーミングな女の子なだけに、体の線が妙に強調される衣装はなかなか刺激が強かったよ〜」
ライサ 「なんていうか・・・勝てる選手ってのは衣装に大きな特徴がおのずと出てしまうんだろうか。クーリックのキリンもそうだけど・・・」
ジョニー 「さてはライサ！ 君も勝つために変な衣装で望むつもりだな！！」
ランビ 「これは負けてられないな！ 僕のしまうまより斬新なものを着ようってことかい？」
ベン 「なるほど！ エヴァンは今季そういう作戦でいくんだね！」
ライサ 「待ってくれよ！！ 俺は嫌なんだよホントは！！」
ジョニー 「だけどさー、僕らにしても、世界チャンプになったことある人は結構衣装のセンスが特殊かもね。特にステフは」
ランビ 「名指しで褒められちゃった♪」
ジョニー 「褒めてないよ！！ もうどれだけプラス思考なんだよ君は〜！」
ベン 「確かにジュベールも衣装の面白さでは有名だね！ ジェフはどうかな？」
ライサ 「別に悪くないと思うけど・・・」
ジョニー 「でもたまに『道化師』とかインパクトあるやつ着るよね。やっぱり世界チャンプになるには衣装に特徴が必要なのさ！ だからライサも勝ちたかったらキリンか他の動物にすべきだね！」
ライサ 「そういう結論に持っていくのかよ！！」
ジョニー 「ちなみに僕はすでにオシャレだし個性的だから、次の世界チャンプはもらったも同然」
ベン 「おおっと！ 世界チャンプ宣言だね！」
ジョニー 「メッセージありがと〜！ 僕らの特殊なセンスが変な方向にいかないように、見守っててね！」
ランビ 「次はジュベールチームにバトンタッチだよ！」
朝のライサイド通信 in ジュベールチーム@
タニス 「みなさん、おはようございます！ 今日の朝のライサイド通信は、車割りで分けられたチームで交互にお届けしてるの！ 次は私達がメッセージを紹介するわね！」
ダイスケ 「早速読みますよ〜！ 『エヴァンとジュベールが逆でも良いのではないでしょうか？帰り道では、是非エヴァンとジェフくんのペアシーンも見せてください。』ということッス！」
ジュベール 「まさかのチェンジ要求！！」
ジェフ 「なんだ、この人は僕とライサが同席するのを望んでるみたいだな」
ジュベール 「そんなあ！ 俺はジェフ君と一緒だから安心してボケられるのに」
タニス 「あんたは運転に集中してなさい！」
ダイスケ 「せっかくリクエストが着たから、帰り道はドライバーをチェンジしちゃいますか」
ジュベール 「マジで〜！？ 俺、向こうの車でアウェーにされないかすごく心配なんだけど！」
ジェフ 「この車がホームだと思ったら大間違いだ！！」
タニス 「だけど車割りに反応があるとは思わなかったわ。せっかくだからどうしてこのチームにしたのか、これを考えたジュベール本人に聞いてみましょ」
ジュベール 「マジで？ この車割りはだな・・・ボケとツッコミのバランスを考慮して決まったんだよ！ それぞれの車内での役割を一覧にするからそれを参考にしてくれ！」
＜ジュベール的 車内でのそれぞれの役割＞
○ライサチーム
ライサ：ツッコミ全般。運転兼ナビゲーター（←誰もナビしてくれないから）
ジョニー：自由気ままなボケ。たまにツッコミ。おしゃべり。
ランビ：ランビ'sアイで車内が仲良く見えるボケ。ガールズトーク。
ベン：みんなのお兄さん。いるだけでチームのバランスが取れる。
○ジュベールチーム
俺（ジュベ）：とりあえずボケ。運転。
ジェフ君：ツッコミ全般。ナビゲーター。実はお菓子をたくさん持っている。
タニス：ツッコミ全般。食いしん坊。おしゃべりだけど、お腹が空くと無口。
ダイスケ：みんなの弟的存在。いるだけで癒される。
ジュベール 「こんな感じなんだよ！」
ジェフ 「なるほど・・。じゃあ仮にジュベールとライサが入れ替わったらこっちはツッコミキャラとダイスケで安定するけど、向こうは君が加わってカオスになるということだな」
タニス 「そうか。エヴァンがこっちにくるなら私は心強いわ」
ジェフ 「ここではアウェーだからな」
タニス 「アウェーにしようとしてるのあんたでしょ！！」
ダイスケ 「二人とも〜、ケンカはダメッスよ！」
ジュベール 「ププ！年下のダイスケに諭されてるぜ」
ジェフ 「・・・僕としたことが・・・こんな食いしん坊のペースに巻き込まれるところだった・・・」
タニス 「なんですって！？」
ジュベール 「おおっと！ 今日もタニスのご機嫌が麗しくないからこのへんで向こうにバトンタッチだ！ メッセージメルシー！帰り道でチェンジしてみるから楽しみにしててくれ！」
朝のライサイド通信、まさかの中断。
ライサ 「ここで管理人から厄介なお知らせが入ったぜ！ 心して聞いてくれ！」
ジョニー 「え、なに？ 管理人がついにライサのファンをやめて僕のファンになったとか？」
ライサ 「俺の応援ブログなのに！？」
ベン 「そんなハプニングがあったら大変だね。だけど、管理人がいつか何かの原因でこのブログの管理を妹に譲ってしまったら、このブログは完全にジョニーの応援ブログになっちゃうね」
ランビ 「いいじゃないか、どっちもアメリカの選手なんだし大して変わらないよ♪」
ジョニー 「ステフ！！ それは許せない発言だよ！！」
ライサ 「ていうか俺の話を聞け！ 大変なんだ！ よくわかんないけど今（６時２０分くらい）web拍手のサーバーが落ちてるみたいで拍手から届いたメッセージを確認できないんだ！」
ベン 「マイガッ！！・・・どうするんだい、このコーナー？」
ライサ 「・・・中断するか・・・？」
ランビ 「それはダメだよ！ うろ覚えでもいいからメッセージを紹介するべきだよ！」
ジョニー 「そうだそうだ！ 僕はちゃんと覚えてるから大丈夫。えーっと、『ジョニー、大好き〜♪ 天使みたい♪』」
ライサ 「そんなメッセージは来てない！！」
朝のライサイド通信 in ライサチームA
ライサ 「朝からハプニングが起こったけど、もう大丈夫だ！」
ベン 「あせったね。かれこれ１５分以上落ちてたから、その間管理人は夕方の記事をアップしてたよ！」
ランビ 「抜かりないね！ さて、時間もなくなってきてるから僕らもどんどんメッセージ紹介しよう」
ジョニー 「読むよ〜！『つねづね思ってたんですけど、名古屋を拠点にしている選手たちのセンスって、いわゆるナゴヤセンスな方々とはだいぶ質が違いますよね（ホームメイド感溢れちゃってるダメさっていうか・・・）。名古屋のちびっ子たちのアレはやっぱりナゴセンじゃなくて、ミドリセンスとかオンダセンスって呼ぶべきじゃないかなぁ（笑）』だってさ！！」
ライサ 「まあ、確かにな・・・。ちびっ子たちは手作りの衣装着てるわけで、それは決してお金をかけたナゴセンとは一線を置いてるのかも・・・」
ランビ 「あのちょっとダサい感じ、ナゴセンと違って微笑ましいんだけどね！」
ベン 「じゃあ新しい用語で呼ぶかい？ う〜ん、ミドリ・イトウは伝説のメダリスターの一人だから、ヨシエの名前をもらおう。オンダセンス・・・略してオンセンかな？」
ジョニー 「違うものになってるよ！！」
ライサ 「温泉と区別がつかないな」
ランビ 「だけどヨシセンもちょっと語呂が悪いね。なにかいい案は出ないかな？」
ライサ 「検討しよう。鋭いメッセージサンキュー！ これからもどんどん指摘してくれ！」
ベン 「語呂がいい名前、募集中だよ！」
朝のライサイド通信 in ジュベールチームA
ジュベール 「なんか向こうの車でハプニングが起こったみたいだけど、こっちは通常通り進行しちゃうぜ！」
ダイスケ 「大丈夫ッスかね・・？」
ジェフ 「しかしこっちにバトンタッチしてきたならもう大丈夫なんだろ。次のメッセージを紹介してくれよ」
タニス 「そうね。読むわよ？『オクサナちゃんの衣装はお洒落魔女さんが着ても似合うだろうし、可愛いと思いますよ。個人的には｢マスカレードワルツ｣の白いドレスとか・・・かな？』・・・・！！！！」
ジェフ 「しまった！！ 今、タニス・ベルビンの前でこのメッセージはまずすぎる！！」
ジュベール 「オクサナ、可愛いよな〜」
タニス 「あのロシア女！！！」
ダイスケ 「タニスさん、落ち着いてください！！」
ジェフ 「ここは僕らが頑張らねば・・・。えーと、お洒落魔女にも似合いそうということだが、ダイスケはどう思う？」
ダイスケ 「いいんですか、ナゴセンの俺に聞いちゃって！？」
ジェフ 「この際ノープロブレムだ！」
ダイスケ 「そうッスね〜。最近スグリ先輩は白い衣装着てないですからね、久々にいいかもしれないですね」
ジュベール 「そういえば、ここ数年濃い目の衣装が多いな。セクシー路線に開花してたってことかな？」
タニス 「そうかもね・・・ここで白いドレスを着て清純派に路線チェンジするのもいいんじゃない？」
ジュベール 「まあ、オクサナもフミエも白いドレスが似合うぜ！タニスは俺的には黒い女王様なイメージ」
タニス 「！！！」
ジェフ 「馬鹿！ せっかく落ち着いてきたのに！！」
タニス 「なによみんなして・・・あのロシア女を持ち上げちゃって！！男ってああいうタイプに弱いわよね！（イライラ）」
ダイスケ 「タニスさんが沸騰寸前です！」
ジェフ 「危険だからもう締めよう！ 素敵なメッセージありがとう！ そういう衣装チェンジの話題もぜひ提案してくれ！ ・・・だけど、このメッセージをあえてこっちの車にもってきた向こうの連中を僕は殴りたい！！」
ジュベール 「おっと、ジェフ君のイライラゲージも貯まってきたぜ！じゃあまたな！ メッセージメルシー！」
朝のライサイド通信 in ライサチームB
ベン 「さあ、今日紹介するメッセージはこれで最後だよ！」
ジョニー 「じゃあ読むよ！『メダリスターたちのマイムマイム、超ウケました！みんなやってくれるじゃな〜い☆そんなあなたたちが大好きです！』だって」
ランビ 「やったあ！」
ベン 「ヒュー！ 僕はそういってくれる君が大好きだよ！」
ライサ 「嬉しいけど・・・昨日のアレがそんなにウケたかな？」
ジョニー 「アニメーションで再現したわけでもないのに、管理人の貧困な文章から想像してくれたんだよ！ 嬉しいね！！」
ランビ 「今日は夜に僕が考えたスペシャルな並びで頑張るからよろしくね！ ナゴセンより上手にできるよう、みんなちゃんと練習しようね！」
ベン 「まかせてくれ！ みんなをリードしちゃうよ！」
ライサ 「俺、マジで不安なんですけど」
ジョニー 「僕も振り付け覚える自信ないよ〜」
ランビ 「大丈夫！ メッセージありがと〜！ この後もよろしくね☆」
ライサ 「とりあえず俺達の朝のライサイド通信はここでバトンタッチだ！」
ジョニー 「みんな〜、またね〜！」
朝のライサイド通信 in ジュベールチームB
ダイスケ 「じゃあこの後の運行予定を俺達が紹介しま〜す！」
ジュベール 「昨日、管理人はあれから１時３０分くらいまで粘って、夕方５時までの記事を書いたんだぜ！ だから今日は一時間に一回か二回は必ず更新されるから、暇な人はマメにチェックしてくれ！」
ジェフ 「くだらん内容だけどな・・・」
タニス 「それで、肝心な合宿プログラムってどうなってるのよ？」
ダイスケ 「あ、俺エヴァンさんから『合宿のしおり』もらってます」
ジェフ 「いつの間にそんなものを！？」
タニス 「エヴァンってば、どうでもいいことにこだわるんだから」
ダイスケ 「とりあえず現地についたら、ナゴセンチームとカロリーナと合流して、それからテントを立てて、そのあとは俺らナゴセンとは別行動みたいですよ！」
ジェフ 「夕食まではメダリスターの決めセリフの練習とか、そんなどうでもいい練習をするみたいだな・・・」
ジュベール 「夕食はバーベキューで決まりだろ？」
タニス 「もちろんよ。その後にマイムマイムをナゴセンと対決して、そして恒例の肝試し大会ですって」
ジェフ 「恒例って何だよ！！（ガクガクガク）」
ダイスケ 「いいですね〜！」
ジュベール 「肝試しか！ 今度は夜の自然でやるわけだから結構な迫力だな！」
ジェフ 「僕は嫌だ！！（ガクガク）」
タニス 「だらしがないわね。でも強制参加だから頑張りなさい」
ジェフ 「（ガクガクガク）」
ジュベール 「ジェフ君もいい感じでガクガクしてるし、とりあえず朝のライサイド通信は今日はここまでだ！ 次の更新は９時台になるぜ！」
タニス 「じゃあ私達はこれで・・・シーユーアゲイン！」
ジェフ 「（ガクガクガク）」
しりとり in ライサチーム
ジョニー 「退屈だからしりとりでもしよう！ 僕からいくよ！ 日本式だよ！『ジョニーズ・エンジェル』！」
ライサ 「ループ」
ベン 「プルシェンコ」
ランビ 「コストナー！」
ジョニー 「ナ？ ・・・ナゴセン。あ！！」
ライサ 「自分でひっかかるなよ・・」
しりとり in ジュベールチーム
ダイスケ 「せっかくだから、しりとりでもしましょう！ 僕からいきますよ！えーと・・・『トゥーランドット』！」
ジェフ 「トスカ」
タニス 「カロリーナ」
ジュベール 「ナゴヤセンス！」
ダイスケ 「スグリフミエ！」
ジェフ 「エマニュエル・サンデュ」
タニス 「デュ・・・デュプレイユ！」
ジュベール 「ユノナ＆アヴォス」
ダイスケ 「スグリフミエ・・・あ！！」
ジェフ 「・・・そういえばフミエはモロゾフのところで試合か・・・」
タニス 「頑張ってるかしらね。続けましょ。」
ジェフ 「エイドリアン・シュルタイス！」
タニス 「スパイラル」
ジュベール 「ルッツ」
ダイスケ 「（・・・みんな気づいてない・・・！！）・・・ツンデレ？」
ジェフ 「レイバックスピン・・・しまった！！」
ジュベール 「ジェフ君の負けだな！！」
ダイスケ 「（・・・ツンデレにも誰も突っ込まない・・・！！）・・・・」
車酔いランビ君。
ランビ 「ごめん、僕、車酔いしたみたい・・・」
ライサ 「マジかよ！！」
ベン 「大丈夫かい？（肩や背中をさする）」
ランビ 「ありがとう・・・」
ジョニー 「ステフってばだらしないな〜。でも僕は優しいからそんな君のためにカロリーナに電話してあげよう」
ランビ 「えっ、ホント？」
ジョニー 「もしもし、カロリーナ？」
電話のカロリーナ 「もしもしジョニー？ どうかしたの？」
ジョニー 「あのねー、僕たちまだ移動中なんだけどステフってば車酔いしてベンに介抱してもらってるんだよ☆」
ランビ 「ジョニー！！！」
電話のカロリーナ 「（ボソッ）ダッサ・・・」
ジョニー 「そうだよねー！ ステフにも言っておくよ☆」
ランビ 「カロリーナに変なこと言わないでよ！！」
ライサ 「それで、なんて言ってるんだ？」
ジョニー 「『そんな人の話なんか聴きたくもないわ』って」
ランビ 「ギャヒィ！！」
ベン 「ノー！ ステファン、しっかり！！」
ランビ 「・・・せめてカロリーナの声を聞かせて、ジョニー！」
ジョニー 「え？ もう電話切っちゃった」
ランビ 「酷すぎる！！！」
お腹がすいたようです。
タニス 「私、本当はこんなこと言いたくないんだけど・・・」
ジュベール 「どうしたんだ？ ライサからジェフ君に乗り換えたいって？」
ジェフ 「それは無理な相談だ」
タニス 「まだ何も言ってないわよ！！」
ダイスケ 「何か困ってるみたいッスね！ 俺達でよければ相談に乗りますよ！」
タニス 「あのね・・・」
ジュベール 「わかるよー、ジェフ君可愛いからな！」
ジェフ 「僕はお断りだ！」
タニス 「人の話を聴きなさい！」
ダイスケ 「俺は聞いてるッス！」
タニス 「ありがとうダイスケ。実はね、ちょっとお腹がすいちゃったのよ」
ジェフ 「なんだ、この食いしん坊め」
タニス 「言われると思ってたわ！！」
ジュベール 「ジェフ君のハリボあげろよ」
ジェフ 「それもお断りだ！」
タニス 「なによケチ！！」
ダイスケ 「俺のポテチでよければ・・」
タニス 「ありがとう、ダイスケ。あんたは常識人だわ」
ジュベール 「むっ・・さては、ダイスケを狙ってるな？」
ジェフ 「なんだと！？」
ダイスケ 「マジっスか！？」
タニス 「違うわよ！！」
三台目！
ライサ 「昼飯どうする？」
ジョニー 「オシャレなランチにしようよ」
ランビ 「後ろの車と一緒の方がいいよね」
ベン 「となると、車三台分の人数が入れる店を探さないといけないのかい？」
ライサ 「三台分・・・？」
ランビ 「あれ？ 僕らは二台で出発しなかった？」
ベルネルの声 「兄貴〜〜〜！！」
ランビ 「！！」
ジョニー 「なんか聞こえた！」
ベン 「実は、エヴァンの応援団『ライサタン』もこの合宿に同行してるのさ！」
ライサ 「事後報告かよ！！」
ベン 「だから、みんなコンビニで適当に買って食べたほうがいいね！」
ジョニー 「あーあ、ライサのせいでむさくるしいのが増えたよ」
ライサ 「俺のせいじゃねーよ！」
ジェフ君の一番のお気に入りは？
ジュベール 「ナゴセンはいいよな〜、女の子がいっぱいいて」
タニス 「あんた、私に喧嘩売ってるでしょ！」
ジュベール 「いや、単純にメダリスターは男だらけだからさ〜」
ダイスケ 「いいじゃないですか、皆さんイケメンで！」
ジュベール 「イケメンでも素敵な恋ができるとは限らないんだぜ！なあジェフ君！」
ジェフ 「なぜ僕に話を振るんだ！？」
ジュベール 「ジェフ君もいいよな！ モテモテすぎて世界中に彼女がいるんだろ？」
ダイスケ 「マジっすか！！」
ジェフ 「いないから！！」
ジュベール 「とりあえずカナダの女子シングルはみんなジェフ君の彼女だ」
ジェフ 「ありえない！！」
ジュベール 「日本の本命はマオなんだろ？」
ジェフ 「ペアを組まされただけだ！」
ジュベール 「アメリカはマイズナーで・・」
タニス 「そうなの！？ ショック！！」
ジェフ 「馬鹿！信じるな！」
ジュベール 「で、多くの彼女の中でも一番好きなのは・・・ズバリ、ロシェットだろ？」
ジェフ 「なんでだよ！？」
ダイスケ 「そっかー、ジェフ君のタイプってああいう感じか〜」
タニス 「ちょっと意外ね」
ジェフ 「信じるな！！！ っていうかロシェットは普通に彼氏いるから！！」
目的地に着いたぜ！
ライサ 「着いたぞ！」
ジョニー 「あ〜疲れた〜！」
カロリーナ 「みんな！ こっちよ！」
ランビ 「カロリーナ！」
ダイスケ 「アラカワさん、すみません！遅れました！」
アラカワ 「遅いわよ！ ・・・これで全員揃ったわね」
タニス 「ナゴセンは先に到着してたってわけ？」
ナカノ 「とっくに着いてましたよ！ ダイスケがそっちに行ったせいで男手が足りなくて困ってたんですから！」
オンダ 「さすがに力仕事はあたし一人じゃ無理〜」
ジュベール 「ワオ！ メダリスター合宿のはずがカップリングキャンプに来ちゃったぜ！」
ジェフ 「違うだろ！！」
ベン 「でも僕もちょっと嬉しいよ！」
ライサタン 「うお〜〜！」
ライサ 「お前ら、しゃべってないで荷物運べ！！」
メダリスターズ・テント
ジュベール 「テント張ろうぜ！」
ジョニー 「え？ コテージ予約したんじゃないの？」
タニス 「それは女性用よ！ あんたたちは野宿」
ジョニー 「ずるいよ！！ 僕だってコテージがいい！！」
アラカワ 「それならうちのダイスケのコテージに泊まったら？男一人で使わせるのも可哀相だし」
ジョニー 「本当！？ シズカは優しいな〜」
ジェフ 「ダイスケがいるのか？ じゃあ僕もコテージにする！」
ダイスケ 「いいッスね！一緒にトランプとかやりましょう！」
ライサ 「なんだよー、みんなコテージに流れるのかよ！」
ジュベール 「じゃあ俺はナゴセンの女の子用コテージに・・・」
タニス 「こいつ！！」（蹴る）
ジュベール 「ぐお！」
ランビ 「も〜、君はコテージ出入り禁止！！！」
ジェフ 「むしろ追放で」
ライサ 「鎖につないでおくか？」
ジュベール 「冗談だよ〜〜」
ベン 「男は黙ってテントだよ！ほら、手伝って！」
ベルネル 「でもむさくるしいことに変わりないですよね〜・・・」
メダリスターTシャツ！
タニス 「テントも張ったことだし、早速合宿メニューをこなしましょ」
ジョニー 「まず始めに、みんなの私服チェ〜ック！！」
ライサ 「最初にそれなの！？」
ジョニー 「言ったじゃん、ダサい私服禁止って」
ジェフ 「そういえばそうだった・・・」
ジョニー 「も〜、みんな適当なTシャツにジーンズなんだから！どうせそうだと思って僕はお揃いの合宿用Tシャツを作ってきたんだよ！ほら、オシャレでしょ？」
タニス 「気が利くじゃない！」
ジュベール 「かっこいいな！」
ランビ 「わあ♪ みんなお揃いのメダリスターTシャツだ！」
ベン 「ホワット？ 背中に何か書いてるじゃないか」
ジョニー 「うん、みんなの区別がつくようにキャッチコピーを入れたんだ！僕は『氷上のエレガンス』だよ♪」
ランビ 「えーと僕は・・・『恋するレディ・バグ』やったあ！」
ジェフ 「ランビエール！てんとう虫でいいのか君は！？」
ジュベール 「ジェフ君は『氷上のベビーフェイス』になってるぜ（笑）」
ジェフ 「失礼な！！」
ライサ 「俺、『お寿司大好き！ブラックプリンス』なんですけど・・・」
タニス 「ピッタリじゃない。私なんか『絶世の魔女』よ」
ベン 「美女じゃないんだね！僕は『チョイ悪スマイル』だったよ！」
ランビ 「ジュベールは・・・・『小芝居クワド野郎』だって！」
ジュベール 「俺はクワド入ってるなら何でもいいぜ」
ジョニー 「じゃあ『変態クワド野郎』にすべきだったね。ごめんねみんな！」
ジュベール 「なるほど〜」←ちゃんと聞いてない
他 「いいのかよそれで！？」
メダリスター発声練習。
ランビ 「じゃあ、登場シーンの練習をぼちぼち始めようか！まず発声練習だよ！ みんな好きな言葉を大声で言ってみよう！」
ジョニー 「ライサのバーカバーカ！」
ライサ 「いきなり何だよチクショー！」
ジュベール 「素敵な恋がしたい！」
ベン 「ＨＡＨＡＨＡ！」
タニス 「オクサナ・ドムニナ！！今に見てなさい！！」
ランビ 「うんうん、みんな好きな言葉を言ったね」
ライサ 「俺言ってないよ！？」
ベン 「僕もただ笑っちゃったよ！」
メダリスター決めセリフ！
ランビ 「次は決めセリフの練習だよ！ みんな、ちゃんと噛まないで言えるかな？」
ジュベール 「『よっ！俺の名前はブライアン・ジュベール。普段はワールドフィギュアスケート学園（略してＷＦＳ学園）に通う、フランス貴族の魂を継ぐ生粋のポワティエっ子だぜ！』 ・・・言えた！！」
ライサ 「それはメダリスター特選だろ！！」
ジョニー 「はーい、僕いきまーす！ 『最狂のビューティ！ ジョニー・ピンク！・・・間違った！！！」
ベン 「別に間違ってないと思うよ？」
ランビ 「そうだよね！」
ジョニー 「僕のバカバカ！ 最狂のビューティじゃなくて氷上のエレガンスだった〜〜！！」
カロリーナ 「私も混ぜて！ 『滅！ナゴセン！ カロリーナ・ホワイト』！」
ランビ 「ギャヒィ！！」
タニス 「『ロシア女には負けない！ タニス・ゴールド！』」
ライサ 「宣戦布告！？」
ジェフ 「みんな好き勝手な決めセリフだな・・・」
ベン 「そういうジェフは何か用意してるのかい？」
ジェフ 「当然だ。『スケート史上最強のクワドレスチャンプ！ジェフ・シルバー！！』」
ジュベール 「なにそれ。ナゴセンじゃん」
ジェフ 「ジュベールに言われた！！」
タニス 「しかもナゴセンと関係ないわ！」
プロローグ
ライサ 「そろそろ飯の準備でもするかー・・・」
ダイスケ 「メダリスターのみなさ〜ん！ うちの女王（＝アラカワさん）が皆さんにおつかいを頼んできましたよ！」
ジョニー 「おつかい？」
ダイスケ 「せっかくだから魚とか釣ったり、キノコとかとってきて欲しいってことなんですよ。ちなみに拒否するならバーベキューの肉は全部ナゴセンのものだってことッス」
ライサ 「強制かよ！！」
ジュベール 「まさかのおつかいイベントだぜ！」
ベン 「仕方ないね〜！ せっかくだからみんなで工夫して食糧を手に入れよう」
ジェフ 「こういうときのために、僕はキノコの見分け方の本を持ってきたんだ」
タニス 「あんたは自分がキノコ獲りしたかったんでしょ？」
ジョニー 「じゃあ車のジュベチームは山でキノコ、僕らジョニーチームは湖で魚釣りに分かれよう」
ランビ 「わ〜、楽しそうだね！」
ベン 「早速行こうか！」
ライサ 「（気づいたらジョニーチームになってる・・しかも誰もツッコんでくれない・・・）・・・」
釣り人チーム出動！
ジョニー 「やあみんな♪ 僕は今湖のほとりで釣りにチャレンジしてるよ！」
ベン 「一匹くらいは釣らないとお肉が当たらないから、みんな頑張ろう！おっと！ さっそくザリガニを釣っちゃったよ」
ジョニー 「ミッション終了〜」
ライサ 「終了するな！！ ザリガニなんか食えるか！」
ランビ 「あ、僕は長靴が釣れた・・・」
ジョニー 「ボーナスポイント〜！」
ライサ 「どんなミッションだよ！？」
ベン 「なかなか難しいミッションだね！」
ジョニー 「あっ・・・僕も何か手ごたえが・・・・」
ジョニー、リールを巻く。
ライサ 「痛い痛い痛い痛い痛い！！！」 ←ひっかかった
ジョニー 「むむ・・・これは大物の予感！！（引っ張る）」
ライサ 「馬鹿、俺だ！！！ 痛いってば！！」
ジョニー 「ワオ♪ ブラックライサゲット♪」
ライサ 「俺は魚かよ！？ っていうか痛いからやめて！！」
キノコチーム出動！
ジュベール 「俺達はキノコを求めて森の中を探検中だ！」
ジェフ 「いいか、キノコを見つけたからといって安易に触ってはいけない。必ず手袋を着用すること！ 触っただけでかぶれる種類もあるから気をつけろよ」
ダイスケ 「了解ッス！」
タニス 「大丈夫よ、そのくらい。・・・あ！一個発見♪」
ジェフ 「ちょっと待て！ そのキノコは・・・（図鑑を見る）」
タニス 「大丈夫よ。食べてみて問題なければ触ったって平気でしょ？」
ジュベール 「そっか」
ジェフ 「この大馬鹿！！！」
ダイスケ 「いきなり食べるのは危険ですよ！！！」
ジェフ 「お前らキノコを甘く見るんじゃない！ 猛毒を持ってるやつは最悪、食べたら死ぬんだぞ！」
タニス 「それくらいわかってるわよ」
ジュベール 「俺だってわかるよ。馬鹿にしないでくれよ！」
ダイスケ 「・・・そうですよね？ 今の冗談ですよね？ あ〜、ビックリした」
ジェフ 「まったく・・・・冗談にしては性質が悪いよ！」
タニス 「だって毒キノコって調理すれば食べられるんでしょ？」
ジュベール 「そうだそうだ！」
ジェフ 「お前ら全然わかってない！！！」
バーベキューは始まっていた。
ジョニー 「みんな、お待たせー☆ 魚とってきたよー」
ジュベール 「俺達も無事キノコとれたぜ！」
アラカワ 「遅い！ もうとっくにバーベキュー始まってるのよ！」
タニス 「なんですって！？」
ベン 「遅れたのは申し訳ないよ！ だけどみんなのために僕らは頑張ったんだから少しくらい褒めてもらってもいいと思うけどね！」
ジェフ 「そうだぞ！」
ダイスケ 「そうですよね！ 俺もうっかり働かされちゃったし」
ランビ 「あ〜、バーベキューのいい匂いがするよ！」
ライサ 「しかし、よくナゴセン女子だけで火をおこした・・・・あ！！」
そこにはナゴセン女子に混じる、ライサ応援団の四人の姿。
ベルネル 「兄貴〜！ 俺達先にいただいてました！」
ライアン 「ナゴセンチームは女の子だらけだからね！ がんばっちゃったよ！」
アラカワ 「よくやってくれたわ。みんな手際もいいし」
ゼレンカ 「任せてくれ！」
ジェレミー 「まったく、メダリスター達ってば行動が遅いんだよ。僕らがいなかったら彼女たちはずっとお腹をすかせてるところだったんだから」
ナカノ 「少なくともメダリスター達よりずっと役に立ってました」
オンダ 「いいね、若い男の子ってのは！！」
カロリーナ 「みんなよく動いてくれたわ♪」
うなだれるメダリスター達。
ベン 「マイガ！ 僕がゲットするはずのモテモテポジションが！！」
ジュベール 「先越された！！ マジで悔しいぜ！！」
ジェフ 「先に食べられたのが悔しい！！」
ジョニー 「僕よりライサ応援団がちやほやされてるのが悔しいよ！！」
タニス 「ナゴセンメンバーがちやほやされてるのも悔しいわ！！」
ランビ 「カロリーナが僕以外を褒めた・・・悔しいよ！！」
ライサ 「なんていうかもう、全部悔しいよチクショー！」
マイムマイム対決リハーサル。
ランビ 「さあ、もうすぐマイムマイム対決の時間だよ！ 僕は完璧な順列を考えたから、これでリハーサルしよう！」
＜メダリスター DE マイムマイム順列＞
ライサ・ランビ・カロリーナ・ベン・ジョニー・タニス・ジェフ・ジュベール
ジョニー 「・・・タニスの隣やだ」
ジェフ 「僕も嫌だ」
タニス 「両脇から拒否された！！」
ランビ 「ダメだよ！ これは身長と相性を考えた素晴らしい順列なんだ。これでリハーサルさせてよ！」
ライサ 「ステファンの隣はカロリーナの必要ないと思うけどな」
ランビ 「そこは譲れないよ！ さあ、音楽スタート！」
音楽、始まる。一応、序盤の足さばきはスムーズに行っている模様。
タニス 「思ったよりいい感じね」
ベン 「みんな息ピッタリじゃないか」
音楽、♪マイムマイムマイム・・・へ突入。ここで輪が急速に崩れ始める。
ジョニー 「タニス〜〜、そんなにぐいぐいひっぱらないでよぉ」
タニス 「ここは神を讃えるところなのよ！ ちゃんと下から上に手をあげなきゃダメ！！ 感謝の気持ちが足りないわ！！」
ジェフ 「わかったよ！ わかったから僕を引きずるな！！」 ←力負け。
カロリーナ 「エヴァンとジュベールだけ、前に進みすぎてるわ！」
ジュベール 「ライサにつられて歩幅がでかくなっちまうぜ！」
ライサ 「っていうか音楽に合わせてちゃんと前進しろよお前ら！」
ベン 「リズムが崩れてきたね〜」
音楽、手拍子とステップの部分へ。
ジュベール、一人だけ手拍子の部分を謎の小芝居。
ジェフ 「何やってるんだよお前は！！」
ジュベール 「新しい振り付けだよ！」
タニス 「関係ないもの混ぜるんじゃないわよ！」
ジョニー、手拍子の手を間違える。
ベン 「ジョニー、反対だよ！」
ジョニー 「ええっ！？ 今更変えるの無理〜！」
ライサ、ステップの足で隣のジュベールとランビを蹴りまくる。
ジュベール 「ぐお！！」
ランビ 「痛いよライサ！！」
カロリーナ 「ステフ、大丈夫？」
ライサ 「お前らもっと離れてくれ！ 嫌でも当たっちまう！」
音楽、一通り終わる。
ランビ 「なんてことだ・・・完璧だと思ったのに穴だらけじゃないか・・・」
ジェフ 「どうするんだよ！ 今の僕たちじゃナゴセンに勝てないぞ！」
タニス 「思ったより手強いわね、マイムマイム・・・」
ジュベール 「『マイムマイムに俺達はまさかの大苦戦！ 果たして因縁のナゴセンとの対決に勝利することができるのか！？ 注目の対決はこのあとすぐ！！』」
決戦！マイムマイム対決！
アラカワ 「さあ、時間よ。準備はいいかしら？」
ランビ 「くっ・・・とてもじゃないけど自信がないよ・・・」
ジュベール 「それでも俺は受けてたつぜ！」
ダイスケ 「あのー、俺、ひとつ思ったんですけど」
ナカノ 「どうかしたの？」
ダイスケ 「・・・俺らナゴセンは四人ですよね？ で、メダリスターが八人・・・。人数違いすぎません？」
タニス 「言われてみれば、こっちの方が倍だわ！」
ジョニー 「そっかあ。じゃあ僕たち二手に分かれる？」
アラカワ 「そんな面倒なことしなくていいわ。そっちの二人をこっちによこしなさいよ」
ベン 「ワオ！！ 二人も要求されちゃったよ！！」
ジェフ 「誰だ？ 誰がナゴセンに呼ばれるんだ？」
カロリーナ 「ドキドキするわ」
オンダ 「誰にする〜？」
アラカワ 「そーね。こっちは男が一人だから少し逞しいのを・・・そこのデカいの二人！ エヴァンとブライアン！！こっちへいらっしゃい！！」
ライサ 「まさかのご指名！？」
ジュベール 「ヒャッホー！！ ご指名されちゃったぜ♪」
ダイスケ 「大きい人が来ましたね・・・」
ナカノ 「迫力出るかもね」
オンダ 「ノリがいい奴が来たじゃん！ これはもう勝ったも同然！！」
ジョニー 「（ジェフに小声で）ねえ、明らかに人選間違ってない？」
ジェフ 「（小声で）僕もそう思う・・・」
ランビ 「じゃあ、残念だけど今回はライサとジュベールはナゴセンチームということだ。僕らは僕らで全力を尽くそう！審判はライサ応援団だよ！」
ライサタン 「ヒュー！！」
ゼレンカ 「とりあえずメダリスターはさっさと配置を決めてくれ」
ランビ 「OK！」
＜メダリスター DE マイムマイム順列 改訂版＞
ベン・タニス・ジェフ・ランビ・カロリーナ・ジョニー
ランビ 「最高の順列が出来たよ！！」
カロリーナ 「いい感じね♪」
ジェレミー 「じゃ、チームナゴセンも並んでください」
＜ナゴセン＋２ DE マイムマイム順列＞
ダイスケ・アラカワ・ライサ・ナカノ・ジュベール・オンダ
ダイスケ 「・・・なんか妙に凸凹してるッス。やばくないですか？」
アラカワ 「これでいいのよ！」
ジュベール 「両端が女の子・・・俺、今最高の気分！」
ライアン 「それじゃ〜始めるよ！ ルールは簡単！ 同時にスタートして最後まで無事に踊りきった方が勝ち！ 途中で手が離れたり、輪が崩れたり、完全に違う振り付けをしたらアウトだよ！」
ベルネル 「じゃ、音楽、スタート！」
メダリスターチーム、ナゴセンチーム、それぞれ輪になって開始。
音楽、流れる。
ゼレンカ 「今日の実況は俺、カレル・ゼレンカと・・・」
ライアン 「ライアン・ブラッドレイだよ！ 最初の足さばきが早速スタートだ！ まずはメダリスターの流れるような足の動きが目をひくね！」
ランビ 「すごい・・・みんなきれいに揃ってるよ！！」
ジョニー 「当然さ！」
ジェフ 「こんなにスムーズに進むものなのか・・・？」
ゼレンカ 「実に美しい足さばき！ GOEでプラスがつくぜ」
ライアン 「一方でナゴセンは、思わぬ歩幅の差にアクシデントの予感！これは見逃せない！！」
ジュベール 「ドーナツちゃん、小さくて可愛いぜ！」
ナカノ 「話しかけないで下さい！集中力が乱れる！ ただでさえ間隔を維持するのが大変なのに・・・」
アラカワ 「ちょっと、痛いんだけど！」
ライサ 「あ、すいません・・・」
ライアン 「早くもライサがアラカワさんの足を蹴った模様！」
ゼレンカ 「これはGOEで減点だ！ メダリスター、一歩リード！」
ライアン 「そして音楽はタイトルのマイムマイムへ突入！」
ゼレンカ 「おおっと！ ナゴセンチームの輪が乱れ始めた！」
オンダ 「ちょっと！ ジュベール早いから！」
ジュベール 「ガッツ・オンダさんのリズムが微妙すぎて合わせられないぜ！」
ダイスケ 「オンダさんとジュベールさんに引きずられるッス！！」
ナカノ 「手が離れそう！ エヴァンさん、もっと手を下げて！！」
ライサ 「あ、ごめん！！ 俺、足のことで頭がいっぱいだった！」
アラカワ 「みんな、ちゃんと合わせないとダメよ！！」
ライアン 「ナゴセンはここでかなり苦戦しているね！ かろうじて輪が繋がってるようだけど・・」
ゼレンカ 「一方メダリスターは、美しい輪が続いているぜ！」
タニス 「すごいわ！ なんて息ピッタリなの！」
ジェフ 「やればできるじゃないか！」
ジョニー 「でも僕にはまだ関門が残ってるよ・・」
ランビ 「ジョニー、おちついて！ きっと大丈夫だよ！！」
ライアン 「いいね〜、メダリスター達はともに励ましあいながら仲の良さを前面に出しているよ！」
ゼレンカ 「こうやってお互いをフォローすることで素晴らしいチームワークが成り立つんだ！ これもGOEで加点の対象になるぜ！」
ライアン 「そして手拍子とステップ！ リハーサルではなかなか揃わなかったメダリスター達は突破できるかな！？」
ランビ 「僕に合わせて！右！左！右！左！」
ジョニー 「右！左！右！左！」
ジェフ 「そうだ！ その調子だ！」
ベン 「完璧だよ！ みんな最高だ！」
カロリーナ 「足も揃ってるわ！」
ライアン 「グレイト！ 見事なチームワークで乗り切った！」
アラカワ 「右！左！右！左！」
ジュベール 「左！右！左！右！」
オンダ 「左！左！左！右！」
ダイスケ 「全然合ってないッス！！」
ゼレンカ 「ナゴセンチームはバラバラ！ これは大きな減点！」
ナカノ 「エヴァンさん！ 足踏まないで！」
ライサ 「頼むからみんな俺の足から離れてくれ！！」
ライアン 「足もお互いに遠慮したりしなかったりでぶつかってる模様！これはヤバイ！！」
ゼレンカ 「そして音楽は二週目に突入！！」
ライアン 「メダリスター、鮮やかに切り替え成功！」
ジュベール 「げっ、１テンポ遅れた！」←ひっぱる
オンダ 「１テンポ早かった！」
ダイスケ 「誰が正しいんですか！？」
ライサ 「俺、足やばい！今にも絡まりそうだ！！」
ナカノ 「もう意味わかんない！」
アラカワ 「私はエヴァンの足から逃げるので精一杯よ！ あ！！」
ゼレンカ 「ナゴセンチーム、大きく崩れたーーー！！」
ライアン 「終了〜〜〜！！！！」
音楽、止まる。
ジェフ 「終わったのか・・・？」
ジョニー 「え？僕何か間違えた？」
タニス 「大丈夫、ナゴセンが先に崩れたみたい！」
ベン 「ということは・・・ワオ！勝ったんだね！」
カロリーナ 「やったわ！！」
ランビ 「僕たちの勝利だ！！」
メダリスター達、抱き合ってお互いを讃える。
ライアン 「言うまでもなく、メダリスターの勝利〜〜〜！！」
ナカノ 「負けた・・・まさかメダリスターに負けるなんて・・・！！」
オンダ 「うそ！！ このー！ メダリスターめ！！」
ジュベール 「くそ！ なんて強さだ、メダリスター！」
ライサ 「まさかあいつらに負けるのがこんなに悔しいなんて・・・！！」
ベルネル 「兄貴たちがすっかりメダリスターの敵になっちゃったけどマイムマイム終了〜〜！」
ジェレミー 「メダリスター、おめでと〜〜！！」
アラカワ 「なんてこと・・・！ 完璧なメンバーとコンディションで挑んだはずなのに・・・」
ジェフ 「・・・いや、明らかにそっちの人選ミスだな」
ジョニー 「僕もそう思うよ」
アラカワ 「！！ なんですって！！」
ダイスケ 「だから言ったのに・・・」