7月11日は我らがタニスの誕生日!
ということで、ライサイドビルディングの住人が
こぞってパーティーを企画しちゃいました。
ちなみに今年で何歳になったかは言ってはいけないお約束。
イベント企画開始!!
MC ジョニ〜♪
早くも登場!
朝はだららん
誰か来たよ♪
誕生日には…
A字スピナーと僕
もらって嬉しいかは別
譲渡されて嬉しいかは別
ポイントじゃないんだって〜
お待たせ♪おシャレッスン☆
また誰か来た♪
彼らも気になるらしい。
買出し終了♪
スシ王子の初めてのいなり寿司体験
会場はどこ?
スシ王子初めてのいなり寿司
エレベーター故障中。
フューチャリングいなり寿司
往復。
8階には行ける。
いなり寿司の危機に救世主あらわる!!
前編 「悪夢のバースデー」終了。
誕生日の続き。
はしゃいでみる
思い出のシーンを一挙公開!!
犯人もお願い!
スシ王子、スシ姫への愛情を疑われる
みんなの愛の勝利だ!!
回想@ 24の疑惑
回想A 24づくし
回想B 24隠ぺい
回想C 24をごまかす
回想D 24を回避せよ!!
回想E NGワードは24!
回想F 24を口に出すな!!
回想G 24の恐怖
回想H 24は言わないという約束を
あとがき
イベント企画開始!!
ジョニー「やあみんなお待たせ〜!!
タニスと同い年のジョニーだよ♪
ついにこの時がやってきたね☆ライサもいなくなったことだし、
これからは僕がこのブログをどんどん更新していくよ〜!!
あ、もちろんリクエストや持ち込み企画も随時受け付けちゃうよ♪
『ライサイドって拍手さえすればなんでもやってくれるん
だけど、なんかこう、センスがないのよね〜』
みたいな理由でこの企画に参加することを迷ってる君も安心して
僕にまかせて☆ここ、Johnny’s roomはオシャレで
スタイリッシュでクールなサイトだから、君が笑顔で帰れることを
一番に約束するよ♪
それじゃあジャック企画スタートぉ!!」
MC ジョニ〜♪
ジョニー「僕の突然の進行に喜びと驚きを隠せないみんなに
まず伝えておくね。実は今月の11日はタニスの誕生日なんだ!
だから同じチームUSAの僕としては純粋に彼女のバースディを
お祝いしたいという理由で、この企画のプレゼンターに名乗り出たって
わけさ☆ん?ライサやその他もろもろが何か言わなかったかって?
やだなぁ、彼らには何も言わせないよ。
それにこのビルの住人たちもあとから僕の部屋に招待するつもりだから
何にも心配はいらないよ♪え〜とじゃあ誰から呼ぼうかな〜??」
早くも登場!
お洒落魔女「呼ばれて飛び出てストレ〜トラインステップ〜」
ジョニー「呼んでないからぁ」
お洒落魔女「世の中には予想だにしなかったことがいくつも起こります
たとえばトリノオリンピックの女子シングル」
ジョニー「たとえば2008年の全米選手権男子シングル」
お洒落魔女「オ〜イェ〜ス、挙げればキリがないものばかりぃ」
ジョニー「あ、そんなことより今回はタニスのバースディ企画
なんだから、それらしいことをしないとライサはともかく
ベンに怒られるからね!!」
お洒落魔女「ええ〜!!そんなハイリスクの企画に呼ばれちゃったの〜」
ジョニー「呼んでないからぁ」
朝はだららん
ジョニー「みんなおはよ〜♪今日は前夜祭だからここぞとばかりに
盛り上がっちゃおうね〜」
お洒落魔女「みなさんおはよ〜ございま〜す♪明日はタニスちゃんの
誕生日だからエキサイトして過ごしましょ〜」
ジョニー「同じこと言わないで」
お洒落魔女「日本語は難しいんだよぉ」
ジョニー「まったくもう、僕たち二人だけだと全然企画が進行しなくて
この間も大変だったじゃないかぁ」
お洒落魔女「ノ〜プロブレム☆この日のためにお洒落魔女がゲストを
招待してみました!!」
ジョニー「ええっ!!それ本当!?僕が呼ぶよりも早く招待していた
だなんて、さすがお洒落魔女♪構成がうまいなぁ♪」
お洒落魔女「ただ気になるのは昨日の夜に招待したにもかかわらず
朝になっても一向に来る様子がないことです」
ジョニー「何それ?無視されちゃってるの!?」
お洒落魔女「おかしいなぁ、招待状は確かにポストに入れたのに…」
ジョニー「なんて書いたの?まさかいきなりマイナスグリポイント
なんて書いたわけじゃないよね?あれってさ、僕が思うにある意味、
死亡宣告よりもひどい決めゼリフだよね」
お洒落魔女「まさかぁ、おシャレッスンは臨場感が命だから
通信講座は一切受け持っていませ〜ん!!みなさん、お洒落魔女を
語った悪質な詐欺にはくれぐれもお気をつけください〜」
ジョニー「詐欺師としてはかなりスリリングな勝負になること
間違いなし!!」
誰か来たよ♪
ピンポ〜ン♪
ジョニー「あ!誰か来たみたい♪どうぞ〜」
ランビ「おはようジョニー!!朝からごめんね」
ジョニー「全然構わないよ!さあ、入った入った♪」
ランビ「いや、そうじゃなくて、実は昨日僕の部屋にお洒落魔女から
招待状が届いたから、三階のお洒落魔女サロンに行ってみたんだけど、
どういうわけか誰もいなくて…彼女はかくれんぼがすごく上手だから
僕に見つからないように隠れているのかなぁ?」
ジョニー「…うん、僕の部屋に隠れていたよ」
ランビ「ええっ!!そうだったの!?どうりで一晩中探しても
見つからないわけだ!」
ジョニー「も〜!!お洒落魔女〜、いったいステフへの招待状になんて
書いたの?」
お洒落魔女「『お洒落魔女が呼んでるよ♪』」
ジョニー「誰だって三階に行くよ!!」
誕生日には…
ジョニー「さあ、ステフも仲間に加わったことだし、タニスの誕生日を
どんどん盛り上げていこう!」
お洒落魔女「お〜!」
ランビ「ところでタニスって明日でいくつになるのかな?」
ジョニー「僕と同い年だよ♪」
ランビ「ということは僕のひとつ上なわけだ」
ジョニー「誕生日といったらもちろんプレゼントだけど、二人はもう
彼女に何をあげるか決めたの?」
ランビ「うん。僕はてんとう虫のグッズをあげるよ」
お洒落魔女「私はぁ、タニスちゃんの着ている服のセンス次第で
スグリポイントをあげるよぉ」
ジョニー「君たちのそのチョイス…マイナスグリポイント」
A字スピナーと僕
ランビ「まさかジョニーからマイナスグリポイントをもらうとは
思ってもみなかったよ」
ジョニー「あっ!それで思い出した!!ちょっと前に僕、ステフに
『気になることがある』って言ってたじゃない?この際だからはっきり
させておこう!!」
ランビ「ん?君が新しく更新したジャーナルのこと?バカンスの君の
様子とファンに対する愛情がとても感じられたし、心のこもった
内容だったと思うよ☆」
ジョニー「わ〜ありがとう♪でもその手にはのらないぞ、褒め上手め!
確かに僕のジャーナルへのみんなの意見も気になるけど、今、僕が
一番知りたいことは、スグリポイントについてだよ!」
お洒落魔女「呼ばれて飛び出て高速スピン〜」
ジョニー「僕の部屋でやらないで」
お洒落魔女「今年の夏、一番送って欲しいものはスグリポイントでした」
ジョニー「送れるの!?」
ランビ「あれ?ジョニーはスグリポイントについて説明を受けて
いないの?ポイントの有効期限とか…」
お洒落魔女「これは失礼〜。カタログを渡すのを忘れていました〜」
ジョニー「ああもう、段取り悪いなあ。順番に説明してよ!」
ランビ「あのね、スグリポイントは貯まると決勝戦に進出できるんだよ」
ジョニー「だから何の!?」
お洒落魔女「カタログギフトにはお洒落魔女印のオシャレ詰め合わせが
喜ばれるよ〜」
ジョニー「僕の話を聞いて〜!!」
もらって嬉しいかは別
ジョニー「も〜!!また二人して僕に突っ込ませようとするんだから!
あのね、ツッコミはライサとタニスとジェフ君で充分足りてるの!
だから僕をあっち側の人間にしようとしないでくれたまえ!!」
お洒落魔女「あう〜何にもしてないのに怒られたぁ」
ランビ「うん、気をつけるよ」
ジョニー「よぉし、それじゃあスグリポイントについての説明を
お願いするよ♪ただし順番通りでね」
お洒落魔女「イエッサ〜♪ええっと、スグリポイントはお洒落魔女の
おシャレッスンを受けるともらえま〜す」
ジョニー「それは知ってるよ」
お洒落魔女「そしてそのシーズン終了までにスグリポイントを獲得
できたスケーターは、世界のありとらゆるオシャレスケーターが
あこがれてやまない『オシャレスト決勝戦』に出場できま〜す」
ジョニー「そうなの!?」
お洒落魔女「しか〜し、オシャレスト決勝戦への出場を辞退するなんて
もったいないことをすると、スグリポイントは無効化されて次の
シーズンから再び貯めないといけませ〜ん」
ランビ「僕は昨シーズンの出場を辞退したからまた集めなくちゃ!」
ジョニー「ふぅん。思ったより奥が深いんだね。僕てっきりお洒落魔女
の口からでまかせだと思ってたよ」
お洒落魔女「ふっふっふ、甘く見てもらっては困るね〜。ジョニー君も
すでにこちら側のスケーター!!」
譲渡されて嬉しいかは別
ジョニー「スグリポイントについてはわかってきたけど、さっきの
カタログギフトとか送るとかは何なの?」
ランビ「オシャレ詰め合わせのこと?」
ジョニー「それもあった!」
お洒落魔女「ん〜、カタログギフトはその名の通り、貯まった
スグリポイントを『オシャレカタログ』略してオシャログの中の
商品と交換することができまぁす♪だけどスグリポイントを使い
すぎちゃうとオシャレスト決勝での成績に影響するから計画的な
ポイント利用をしてほしいものです」
ランビ「でも最近は商品欲しさにスグリポイントを使うスケーターが
増えてきているから、純粋にオシャレストを目指すスケーターとしては
複雑な気分だよ」
ジョニー「げ、現実的だなぁ。そうするとオシャレ詰め合わせってのは
オシャログの人気商品ってわけだね」
お洒落魔女「いかにも☆それからぁ、獲得したスグリポイントを
他のスケーターに譲渡できるシステムもあります♪」
ランビ「僕は以前、カロリーナにあげたことがあるよ」
ジョニー「それはそれは、さぞかし困惑しただろうね」
お洒落魔女「このシステムは、スケーターがスグリポイントを
獲得した際、『あらやだ、私よりももっとオシャレなスケーターが
いらっしゃるからその方に差し上げてくださらないかしらん?』という
強い要望が出た場合に発動し、お洒落魔女が紹介されたスケーターを
おシャレッスンして、言われた通りオシャレだったら紹介者の
スグリポイントを譲渡できま〜す。なお、ポイントは分割することも
できるので『あのスケーターもこのスケーターもオシャレだわ、
どっちにあげようかしら…』と悩む必要もございませ〜ん!!」
ジョニー「意外とベースがしっかりしてるシステムなんだね」
ランビ「僕は迷わずカロリーナただ一人にあげたよ」
ジョニー「それはそれは、よくつき返されなかったね」
ポイントじゃないんだって〜
ピンポ〜ン♪
ジョニー「誰だろう?あっカロリーナ♪」
ランビ「なんだって!?どうして君が男の部屋に!!」
カロリーナ「うふふ、タニス姉さんの誕生日企画をジョニーの部屋で
してるって地下のジュベールが言ってたから遊びに来ちゃった♪」
ランビ「そういうことかぁ」
ジョニー「君のラブコメはどうだっていいからぁ。さあカロリーナも
入った入った♪」
カロリーナ「おじゃましま〜す」
お洒落魔女「呼ばれて飛び出ておじぎする〜♪」
ジョニー「呼んでないからぁ」
カロリーナ「あっお洒落魔女さん!?」
ランビ「そうだ!君たちこの間のサミットで、カロリーナの前で
みんなの悪口を言っていたそうじゃないか!!心優しい彼女は
胸を痛めて辛い思いをしたんだぞ!!」
ジョニー「ああ、そういえば朝にタニスが弁解してたような」
お洒落魔女「マイナスグリポイントって言っただけだよ〜ん♪」
ランビ「え?そうなのかい?」
カロリーナ「ねえステフ、マイナスグリポイントってどういう
意味なの?私てっきり死亡宣告か何かだと思って…」
ランビ「カロリーナの口から信じられない言葉が!!」
ジョニー「それ僕もさっきイライラして思わず使ってしまったけど、
マイナスグリポイントって何?何かをえぐられるの??」
お洒落魔女「も〜、みんなマイナスグリポイントを誤解しすぎだよ〜!
マイナスグリポイントはぁ、お洒落魔女のつぶやきぃ〜!!」
ジョニー「死亡宣告をつぶやくの!?」
カロリーナ「オシャレ界のキリングマシーンね…」
ランビ「カロリーナの口から怖すぎる言葉が!!」
お洒落魔女「だからぁ、マイナスグリポイントを意訳するとぉ、
『なんでこんな服着ちゃったの!?』とかぁ、『あなたのセンスは
大丈夫ですか』ってなるの!!ポイントじゃないの!あと決めゼリフ
でもないからね〜」
ジョニー「あっ、そうだったんだ。じゃあさっきの僕の使い方は
間違いなんだね」
お洒落魔女「ノン♪マイナスグリポイントはどんなシチュエーション
でも対応可♪では先ほどのジョニー君の会話を訳して見ましょう
『なんていうか、君たち二人ともどうしてそういうセンス
なの?』」
ジョニー「おおっ!クールだなぁ!」
カロリーナ「じゃあ昨日もお洒落魔女さんはあのとき
『なんていうか、みんなセンスないにもほどがあるよね〜』
って言っていたのね!やだ、私ったら勘違いしちゃって…」
ランビ「カロリーナの訳が厳しい気がする!!」
お待たせ♪おシャレッスン☆
ジョニー「さあ、ここでカロリーナの誤解も解けたことだし、
さっそくバースデー企画を進めようじゃないか♪」
ランビ「僕はまだショックから立ち直れないよ…」
カロリーナ「いったいどんな企画なのかしら?」
お洒落魔女「バースデー企画にはつきもの〜♪おシャレッスンなのだ〜」
カロリーナ「きゃっ☆公開生収録を見学できるのね♪嬉しいわ!!」
ランビ「そんな君をみているだけで僕は嬉しいよ!!」
ジョニー「ステフのラブコメはスルーして、おシャレーダーは今回の
企画のメインスケーター、タニス・ベルビンを感知!!」
カロリーナ「え?おシャレーダーってお洒落魔女さんの指差し
だったの!」
お洒落魔女「ロックオ〜ン♪」
ジョニー「衣装はこの前のライサとベンとのスリーショットを
ここぞとセレクト!!」
カロリーナ「icenetworkに掲載された昨シーズンの
ベストショットね♪」
ランビ「詳しいねカロリーナ!」
お洒落魔女「それではおシャレッスン開始〜♪」
ジョニー「黒いパーカーに小さなクロスペンダントをしているね。
服そのものはいたってシンプルで、オフショット感が出てるね」
お洒落魔女「しかしタニスちゃんの帽子のかぶり方はなかなか
素敵ですねえ。斜めにかぶせることで顔のラインをコンパクトに
見せ、同時にヘアスタイルのキープもこなしていますね〜」
ジョニー「右手のゴールドの時計も際立っているね。服とアクセサリー
とのコントラストはさすがだよ。ま、三人おそろいの帽子には黒地に
USAのロゴが入っているけど」
お洒落魔女「普段着でもクールに着こなしているのは賞賛すべきでぇす
が、元が良ければなんだって許されることだって
あります」
ジョニー「まあ、本当のオフショットはノーメイクでなければ
意味が無いしね」
カロリーナ「すごいわ…これがおシャレッスンなのね…」
お洒落魔女「なんだかんだ言っても〜、タニスちゃんはオシャレ〜♪」
ジョニー「だからといってこの両サイドの二人の私服が許されるか
どうかは…」
お洒落魔女「まったく別!!」
ランビ「え?写真の二人がダメなの?」
カロリーナ「そんなに簡単にいかないのね…」
お洒落魔女「よってスグリポイントは得られず!!おシャレッスンは
TPOによっては連帯責任になるのだ〜!!」
ジョニー「加えてライサとベンも斬り捨て!!」
お洒落魔女「この二人はもう、マイナスグリポイント〜」
カロリーナ「訳すると『この二人のオフショットはもう、
写真に写ることは万死に値するね〜』
と言っているのね!!」
ランビ「どうしちゃったのカロリーナ!?」
また誰か来た♪
ピンポ〜ン♪
ジョニー「誰だろう?お洒落魔女、また誰か呼んだ?」
お洒落魔女「呼んでないよ〜?」
ライサ「すみませ〜ん、メダリスター事務所から6階がうるさいって
苦情がきてるんで少し静かにしてもらえませんか〜」
ジョニー「やあライサ!君のタニスのバースデー企画に参加しに
来たんだね!玄関ではなんだから、さあ入った入った♪」
ライサ「俺の話聞いてた?静かにしろって言いに来たんだよ!!」
ジョニー「みんな〜ライサが来たよ〜♪」
お洒落魔女「呼ばれて飛び出て決めポ〜ズ〜♪」
ライサ「呼んでねー!!」
ジョニー「ああっ!!確立してきた僕のツッコミどころが!!」
ランビ「こんばんはライサ!さっきまで君とタニスとベンの写真で
盛り上がっていたんだよ」
カロリーナ「もう少し早く来ればよかったのにね…」
ランビ「カロリーナは優しいなぁ」
ジョニー「で、君はタニスに何をあげるつもりなの?」
ライサ「え?俺はスシを…」
お洒落魔女「そのセンス、マイナスグリポイント!」
ライサ「またえぐられた!なんなのこの部屋!!」
カロリーナ「違うのよエヴァン、勘違いしちゃダメ!お洒落魔女さんは
『そのセンスは万死に値するね〜』って言っているのよ♪」
ランビ「カロリーナぁぁぁぁっ!!」
ライサ「語尾に音符つけて言っていいセリフなのかそれ!!」
ジョニー「でも純粋にスシはないよ」
彼らも気になるらしい。
ジェフ 「おい、ライサはどこ行ったんだ?」
ジュベール 「まだ6階だろ?」
ジェフ 「それが6階が静かなんだ。電気も消えてる」
ジュベール 「てことは、地下で準備してるんじゃねーの?」
ジェフ 「地下も静かなんだ… こんな真昼間にみんなして
どこへ行ったのやら…」
ジュベール 「『実は地下はあの世への階段と繋がっていた…』」
ジェフ 「昼間から変なこと言うな!(ガクガク)」
ジュベール 「ジェフ君、ホントに怖い話ダメだよな〜!可愛いよジェフ君!」
ジェフ 「僕をからかって遊ぶなよ!僕は本気でライサを心配してるんだ!」
ジュベール 「なんでだよ?」
ジェフ 「…あいつ、タニスにプレゼント用意したんだろうか?」
ジュベール 「俺知ってる!高級寿司屋予約したら怒られたんだって」
ジェフ 「何だよ、そのマイナスグリポイントなチョイスは!」
ジュベール 「ジェフ君がお洒落魔女用語使った!!」
ジェフ 「…今の使い方で合ってるかな?」
ジュベール 「バッチリだよジェフ君!」
買出し終了♪
ジョニー「たっだいま〜♪みんな〜ジョニーだよ〜☆」
ライサ「誰もいない部屋に向かって話しかけてやがる!!」
ランビ「違うんだライサ、ジョニーはこのサイトに遊びに来てくれて
いるみんなに向かって話しかけているんだよ♪」
ジョニー「あのねー、僕たちはあれからタニスのバースデーパーティー
の買出しに行ってたんだ♪カルピスウォーターでしょ、ハリボでしょ、
鼻メガネでしょ、ホラー系DVDも借りてきちゃった♪」
カロリーナ「もうジョニーったらすっかりパーティー気分ね♪」
ランビ「なぜホラー系DVDを…」
ライサ「よっしゃ、材料もそろったことだしみんなでいなり寿司を
作ろうぜ!!」
ジョニー「仕切るな」
ライサ「チクショー!!彼女の誕生日なのに
仕切れなかった!!」
カロリーナ「ジョニー、そんなこと言わないで協力してあげましょうよ」
ジョニー「むう、カロリーナがそう言うなら仕方ない」
ライサ「おおっ!!ありがとうみんな!!」
ジョニー「じゃあ僕は試食係で」
カロリーナ「私も」
ランビ「では僕も」
ライサ「チクショー!!」
スシ王子の初めてのいなり寿司体験
ピンポ〜ン♪
ジョニー「あれれ?またお客さんが来たみたいだぞ?ね〜お洒落魔女、
誰か呼んだの?」
お洒落魔女「呼んでナッシ〜ング♪」
ライサ「また俺の後ろに隠れていやがった!!」
ランビ「ここまでくると神の領域だね!」
ジョニー「ん?それともライサが呼んだスシ部隊の援軍?ちょっとぉ、
僕の部屋に勝手に変な仲間集めないでよぉ〜!!」
ライサ「呼んでねー!!」
カロリーナ「あら、エヴァンにはそんな素敵な仲間がいたの?」
ライサ「純粋にいないよ!」
ピンポンピンポンピンポン♪
ジョニー「せっかちだなぁ。はいはい、どなたですか〜?」
ジェフ「お前ら昨日からうるさいんだよぉ!!」
ジョニー「ライサ〜、スシ部隊の援軍が来たよ〜」
ジェフ「そんな軍隊壊滅しちまえ!!」
ライサ「驚くほどかみ合わない二人の会話!!」
ジュベール「ジェフ君〜、怒鳴り込んだら迷惑だろ!!みんな
ごめんな〜!ジェフ君たら自分がいつまでたってもお呼ばれしない
からやきもち焼いてんだよ〜」
ジェフ「それは君だろうが!!」
ジュベール「まあまあ、そんなわけで俺達もこの瞬間から
『スシ王子の初めてのいなり寿司体験』に参加させてくれ♪」
ライサ「原型をとどめていないにもほどがある!!」
ジェフ「誰か僕の発言を尊重しろ!!」
ジュベール「ジェフ君がいなり寿司作りたいそうで〜す」
ジェフ「サーキュラーステップで切り刻まれたいのか貴様ぁ!!」
ジョニー「Johnny’s room始まって以来のテンポの
いい会話が飛び交ってる♪」
ランビ「二人が来たらもっと楽しくなってきたね☆」
ライサ「この部屋はカオスだ!!」
プロローグ
タニス 「6階がうるさいわね」
ベン 「君のために盛り上がってるんだよ!パーティーがもうすぐ
始まるね!楽しみで仕方が無いよ僕は!」
タニス 「ねえ、ベン。私、一つ気になることがあるんだけど」
ベン 「この期に及んでどうしたんだい? もしかしてプレゼントのこと?
ドンウォーリー!僕はちゃんと用意しているよ!」
タニス 「違うのよ。・・・私のバースデーパーティの招待状のことなんだけど」
ベン 「うんうん、どうかした?」
タニス 「これには『7月11日(金)夜8:00頃から
ライサイドビルディング地下二階に来てね!』って書いてあるのよ」
ベン 「ん?これはステファンの字だね」
タニス 「ところが、招待状がまだあるの」
ベン 「ホワット!?」
タニス 「こっちが『ライサイドビルディング2階メダリスター事務所で
待ってるぜ!』って書いてあって・・・」
ベン 「ジュベールの字だね」
タニス 「そしてお洒落魔女から『お洒落魔女サロンでおシャレッスン
しちゃうよ♪』っていうのも届いたの」
ベン 「サロンは三階だね!」
タニス 「で、さっきジェフとすれ違ったときに
『ところで君の誕生日パーティーはどこでやるんだ?』って聞かれて。」
ベン 「・・・・うん」
タニス 「今度は、ジョニーが『僕の部屋に来たかったら来てもいいよ』って
電話してきたの」
ベン 「ふーむ、なんだかよくわからなくなってきたよ!」
タニス 「私はどこに行けばいいのかしら?」
ベン 「ちなみに、エヴァンは何か言ってきたのかい?」
タニス 「ああ、『高級寿司屋で二人で祝おう』って言われたから
『絶対イヤ!そんなに寿司が好きなら一人で行きなさいよ!
この寿司王子が!!』って、断ってやったの」
ベン 「断ったんだ!!」
タニス 「だから今頃いじけてその辺で泣いてるかもしれないわ。
予約までして、楽しみにしてたみたいだから」
ベン 「HAHAHA!困ったことになってるねえ!・・それで僕達はどこに行けば
いいのかな?」
タニス 「とりあえず上に上がってみましょ」
スシ王子初めてのいなり寿司
ジュベール「ス〜シ!ス〜シ!いなり寿司!!」
ライサ「ほら、さっさと作っちまわねーとタニスが来ちまうよ!!」
ジョニー「も〜、ピザでいいじゃんピザで!!」
ランビ「じゃあ僕とカロリーナで部屋を飾りつけよう♪」
お洒落魔女「では私はランビ君のおじゃま虫になりましょう」
カロリーナ「あら、ピザ作るなら生地からよジョニー♪」
ジェフ「まったく準備不足もたいがいにしたらどうだ。こんなこと
だろうと思って、からあげクンレッドを買ってきて正解だったよ」
ジュベール「なんだよジェフ君、なんだかんだ言ってスシ王子の
初めてのおつかい大作戦に参加したかったんじゃん」
ライサ「この時点でいなり寿司が消えた!!ってか勘違いも
甚だしいだろっ!!」
ジョニー「あ、大変タニスがそろそろ来る時間だ!急いでピザを
頼もう!!ライサイズのピザを!!」
カロリーナ「あらやだ、生地から作るわけじゃなかったのね」
ランビ「どうしよう、まだ『タニス24』までしか垂れ幕できてないよ」
ジュベール「え?パーティーって地下2階だろ?」
ジョニー「はあ?」
ジェフ「はい、ライサイズです」
ライサ「びっくりした!俺呼ばれたかと思っちゃった!!」
お洒落魔女「ブッブ〜!パーティーはサロンでやるんだよ〜」
ジョニー「何勝手なこと言ってるの?今回の企画プレゼンターは
僕だから、パーティーだってもちろんこの部屋でやるに決まってるじゃ
ないか!」
ジェフ「生ハムをトッピングにお願いします。あとピーマン全部
抜いてください」
ジュベール「そんなぁ、俺のプレゼント地下2階であげるつもりだった
のに〜」
カロリーナ「大変、私ケーキ買ってくるわ!」
ランビ「僕も行こうか?」
ジョニー「そんなの知らないよ〜」
ジェフ「待てカロリーナ!僕はプリンアラモードにしてくれ!!
それ以外は認めない!!」
お洒落魔女「おシャレッスンは今回も出張編かぁ」
カロリーナ「わかったわ♪大丈夫よステフ、お部屋の飾りつけ
よろしくね☆」
ジョニー「僕おシャレッスンがお洒落魔女サロンでやってるの
見たことないけど」
ライサ「おいみんな!口じゃなくて手を動かせ手を!!」
ジェフ「サイドメニューにメロンソーダを…おい、ダイスケは
今日のパーティーには来れるのか?」
ジュベール「俺もおシャレッスン受けたい!!」
ランビ「行ってらっしゃいカロリーナ、気をつけてね!!」
ジョニー「ダイスケは今、猛ダッシュでライサイドビルの階段を
駆け上がってるよ〜」
お洒落魔女「う〜ん、ジュべたんはまだオシャレベルが足りないから
受講はインポッシブ〜ル」
ジェフ「そうかわかった。すみません、やっぱりメロンソーダ10本で」
ライサ「だから口じゃなくて手だって動かすのは!!
はい、いなり寿司一丁〜!!」
エレベーター故障中。
(管理人部屋を出たタニス&ベン)
タニス 「あら、エレベーター故障中? 階段上るしかないのかしら」
ベン 「それはハードだね!」
ダイスケ、地下から猛ダッシュで上がってくる。
ダイスケ 「うわ!タニスさん!」
タニス 「ダイスケ!?」
ベン 「ハーイ、ダイスケ!君も来てたんだね!」
ダイスケ 「そうなんスよ!俺、てっきり地下二階でパーティーやってる
もんだと思って2時間待ってみたんですけど誰も来なくて困ってたんですよ」
タニス 「2時間待ってたの!?」
ベン 「トゥー・バッド!」
ダイスケ 「それでジョニーさんに電話してみたら、6階でやってるらしくて
急いで駆け上がってたんです」
タニス 「最初から他の階に移動すればよかったのに」
ダイスケ 「いや、みんなかくれんぼが上手だから、てっきり地下二階の
リンクの座席に隠れてるとばかり思ってずっと探してたんスよ」
ベン 「クレイジーだね!」
タニス 「・・・じゃあ三人でぼちぼち行きましょうか」
ベン 「それにしても、エレベーターはいつの間に壊れたのかな?」
タニス 「朝はなんともなかったわよね?」
ダイスケ 「俺が来たときはすでに壊れてたっス」
ベン 「うーん、動かないのかな?」
ベン、エレベーターの上へ行くスイッチを押してみる。
エレベーターのドアが開く。
タニス 「あら、動くじゃない」
ダイスケ 「乗ってみましょうか」
ベン 「そうだね。じゃあ6階に行こうか」
エレベーター、上の階へ進む。
ところが6階をスルー。
ベン 「ホワット!?」
タニス 「ちょっと、どういうこと!? このエレベーター、
止まらなくなってる?」
ダイスケ 「大変だ!一大事っス!」
エレベーター、最上階へ着くと、突如下の階へ進む。
ベン 「NO!」
タニス 「やだ、どこに行くのよ、このエレベーター!」
ダイスケ 「大ピンチっス!!」
フューチャリングいなり寿司
ジョニー「さあさあ、みんなでいなり寿司をオシャレに盛り付けよう♪」
ランビ「これがいなり寿司かぁ。僕の想像とはちょっと違うなぁ」
ジュベール「やいやい、俺の自信作に文句あるのか!!」
ライサ「作ったのは俺だー!!」
ジェフ「僕の買ってきたこのからあげクンレッドはどこに盛り付ければ
いいんだ?」
ジュベール「いなり寿司の上にのっけりゃいいじゃん♪」
ライサ「ああっ!なんたる邪道!!」
ジェフ「僕のからあげクンレッド〜!!」
お洒落魔女「お洒落魔女 部屋までオシャレに しちゃいます」
ジョニー「タニスたち遅いなぁ。主役が揃わないといつまでも
こんな馬鹿騒ぎをしてなくちゃいけないじゃないかぁ。あ、この
いなり寿司おいしぃ♪」
ライサ「こらジョニー!つまみ食いするな!」
ランビ「カロリーナ遅いなぁ…」
ジュベール「このからあげクンフューチャリングいなり寿司マジうめぇ」
ライサ「ダメー!!これ以上食べちゃダメー!!」
往復。
エレベーター、一気に一階へ降りる。ドアが開く。
ダイスケ 「よかった、なんとか降りれましたね」
タニス 「ここ一階じゃない!・・・戻ってきちゃったの?」
ベン 「HAHAHA!嫌な故障だね。往復しただけじゃないか」
カロリーナ、もう一つのエレベーターから出てくる。
カロリーナ 「あら!タニス姉さん!」
タニス 「カロリーナ!」
ベン 「ハーイ!カロリーナ!今日も可愛いね」
タニス 「ちょっと、ナンパしてる場合じゃないわよ。
ねえ、このエレベーター故障してなかった?」
カロリーナ 「そうなのよ。何回上に行こうとしても
戻ってきちゃって・・・」
ダイスケ 「やっぱり故障してるんスかね?」
タニス 「ちなみに会場はどこなの?」
カロリーナ 「6階よ」
ベン 「うーん、怪しいな。ためしに他の階に行ってみよう」
ベン、なんとなく8階のボタンを押す。
四人を乗せたエレベーターが上がっていく。
8階には行ける。
ベン 「おっと、8階には無事たどり着けたようだ」
カロリーナ 「おかしいわね、6階には行けなかったのに」
ダイスケ 「6階のボタンの接触が悪くなってたのかもしれないっス」
タニス 「そうかもね。とりあえずここから6階に階段で下れば
問題ないかしら?」
カロリーナ 「それがいいと思うわ」
ベン 「しかしどうして6階がダメなんだろうね」
タニス 「誰かが6階のボタンを押しすぎたんじゃないの?
ほら、さっさと行くわよ」
ベン 「うーん、おかしいな・・・6階へのボタンが
変な壊れ方をしている」
カロリーナ 「まあ本当!意図的に最後まで押せなくなってるわ!
一体誰がこんなことを!」
ダイスケ 「これはきっと6階に恨みがある人に違いないっス!」
タニス 「なんだかおかしな展開になってきたわね・・・
でもお腹が空いたから早く6階に行きたいんだけど?」
ベン 「これは事件だよ!犯人はこのライサイドビルディングの中に
潜んでいるはずだ!」
ダイスケ 「事件っス!!」
カロリーナ 「一体誰が犯人なの!?」
ベン 「まず、6階に行けなくなることで誰の利益になるか考えるんだ」
ダイスケ 「誰の利益にもならないような・・・」
カロリーナ 「6階にやましいことがある人物が犯人なのね?」
ベン 「そして、誰かが6階に行くことで不利益になる人物が
いるはずだ」
ダイスケ 「誰が損するんですか!?」
カロリーナ 「犯人は6階に人を入れたくないのかしら?」
ベン 「ということは、犯人は・・・・」
ダイスケ 「もうわかったんスか?」
カロリーナ 「一体だれなの?」
ベン 「・・・・」
ダイスケ 「どうして黙っちゃうんですか?」
ベン 「大変だ!気づいたらタニスが6階へ行ってしまった!」
カロリーナ 「そんな!行ってはダメ!犯人に殺されてしまうわ!!」
ダイスケ 「なんか怖いことになってる!!」
ベン 「タニス!!行ってはダメだーーーー!!!」
いなり寿司の危機に救世主あらわる!!
ジェフ「僕のプリンが遅い!」
ランビ「カロリーナ遅いなぁ…やっぱりついて行けばよかったよ」
ライサ「タニスお願い早く来て!!俺もういなり寿司守るので精一杯!」
ジョニー「おなかすいた〜」
ジュベール「おなかすいた〜」
お洒落魔女「空腹と ナンセンスだけは 許せない」
ピンポ〜ン♪
ライサ「ワオ!やっとタニスが来たぜ!!」
ランビ「いいやカロリーナかもしれない!!おかえりカロリーナ!!」
タニス「悪かったわね愛しのカロリーナじゃなくて。
みなさんお待ちかねのタニス・ベルビン様よ!!」
ライサ「自分に様ってつけちゃったよ!!」
ランビ「そんな…ねえタニス、カロリーナ知らない?」
タニス「何よもう、そんなにあからさまにがっかりしなくたって
いいじゃない!カロリーナだったらさっきまで私と一緒に8階に
いたわよ。もうすぐ来ると思うけど…」
ランビ「そうなんだ♪さっそく迎えに行ってあげよう♪お〜い、
カロリ〜ナ〜☆」
カロリーナ「行ってはダメ!犯人に殺されてしまうわ!!」
ランビ「僕のカロリーナが怖いこと言ってる!?」
前編 「悪夢のバースデー」終了。
ジュベール 『タニス・ベルビンの誕生日にライサチェックが
行方不明という連絡が、管理人室に届けられた。
一方、普段は誰もいないはずのライサイドビルディング6階では
謎のポルターガイストが起こり、その真相を突き止めようとした
俺とジェフは空腹に負け、気づいたときにはピザとケーキを
注文してしまっていた。
そこへ饗宴の主役であるタニス・ベルビンたちが
6階へ乗り込もうとしたところ、エレベーターの故障により
それを仕掛けた犯人の陰謀を暴こうとする。
あと一歩で犯人に迫ったそのとき、タニス・ベルビンは
犯人が待ち受ける6階へと足を踏み入れてしまい・・・!?
物語は後半へ続く!』
ジェフ 「嘘あらすじはやめろ!! なんか怖くなってるし!!」
ジュベール 『次回、「戦慄の後夜祭」!乞うご期待!』
誕生日の続き。
ベン 「じゃあ、あの後起こったことをみんなで振り返ってみようか」
タニス 「そうね。まず、カロリーナとダイスケとベンもここに到着して、
お互いに混乱しながらもパーティーが始まったわ」
ジェフ 「全員でメロンソーダで乾杯したんだよ」
ベン 「その後、みんなでタニスにプレゼントを渡したんだよね!」
ジュベール 「ランビの書いた『タニス24』の垂れ幕通り、それぞれ
24にちなんだものをあげたんだぜ!」
タニス 「そう、みんな何故か24にこだわった商品をくれたのよ。
一番うざかったのがジョニーの『24枚の(僕の)サイン入りブロマイド』ね」
ベン 「律儀に全部サインを書いてくれたんだよね、ジョニーは!」
タニス 「ランビエールの『24個のてんとう虫グッズ』はまだ許せるわ。
ちょっと使い道に困る場面もあるけど」
ジュベール 「俺のプレゼントが一番豪華だぜ!」
タニス 「あんたのは『「24」主演:ブライアン・ジュベール』っていう
変な自主制作のDVDでしょ!わざわざ上映会とかやって、地下二階に
集まったんだから!」
ジェフ 「馬鹿なDVDだったよ。ひたすらジュベールしか出てこないんだから」
ジュベール 「俺は24のキャラを演じ分けたんだぜ!がんばったよ!」
タニス 「でもキャラの演じ分けが微妙すぎて、だんだん区別がつかなくなって
最後の方はワケがわからなくなってたわ」
ベン 「クレイジーなストーリーだったね!!」
ジェフ 「それから、いなり寿司が追加されたんだよな」
タニス 「そうそう、ダイスケが「お祝い事といったらコレ!」なんて言って
いなり寿司を24個買ってきてくれたのよ」
ジュベール 「手作りで握ってたライサがマジで焦ってたな!」
ベン 「そして、ダイスケはナカノ・ユカリちゃんからの『ドーナツ24個』も
持ってきてくれたんだよ!」
ジュベール 「ヒュー!さすがドーナツちゃん!優しいぜ!」
タニス 「あと、一番もらって困ったのはジェフからの『からあげクンレッド』ね」
ジェフ 「どうしてだよ!」
タニス 「だって5個入り5袋をもらったって、パーティーの人数には
ちょっと足りないし、かといって私一人で食べるには多すぎるし・・・」
ベン 「しかも24個にするために、わざわざ一袋から一個抜いてたのが
ジェフのこだわりを感じさせたね!」
ジュベール 「仕方ないから俺がダイスケのいなり寿司とフューチャリングさせて
丸く収まったんだぜ」
タニス 「それから、お洒落魔女が私服の私でおシャレッスンを始めて・・・」
ベン 「タニスはスグリポイントを獲得できたんだ!」
ジェフ 「そしてカロリーナからの『24個のジェラート』やケーキで
デザートをみんなで食べていたとき、事件が起こったんだ」
ベン 「ホワット!? 事件なんて起きてないよ?」
ジュベール 「ジェフ君がついにボケた!」
ジェフ 「違う! 大事件が起こっただろ! 僕のプリンアラモードが
タニス・ベルビンによって勝手に食べられていたんだ!!」
タニス 「・・・だから、それは事情を知らなかったからよ!
謝ったじゃない、もう!」
ジェフ 「楽しみにしてたんだぞ!プリンアラモード!」
ベン 「HAHAHA!そんなこともあったね!」
ジュベール 「ま、こんな感じでワイワイやってたところに、ようやく
ライサイズのピザが到着したんだよ。なんといってもライサイズだから
作るのに時間がかかったみたいだけど」
タニス 「ものすごく大きいピザだったわね。高かったんじゃない?」
ベン 「配達したのが、バイト中のトマシュだったから、
24ドルに値引きしてもらえたんだよ!」
ジュベール 「そして、みんなでピザを食べながらホラー系DVDを見て・・・」
タニス 「騒ぎ疲れたみんなはいつの間にか寝てたのよね」
ジェフ 「あんな怖すぎるDVDを借りてきた奴は
サーペンタインステップで切り刻んでやる!!!(ガクガク)」
ベン 「ジェフは怖すぎて眠れなかったんだよね」
タニス 「こんな感じで、今に至るから私たちもそろそろ寝不足よ」
ベン 「誕生日企画は今日も続いてるよ!まだブログのタイトルも
僕のままだからね!」
タニス 「!! 気づいたら『ベンジャミン・アゴストより愛を込めて。』になってる!!」
はしゃいでみる
ジョニー「後夜祭だ!」
ジュベール「後夜祭だ!!」
お洒落魔女「後夜祭だぁ!!!」
ライサ「一回言えばわかるだろうが!」
ジョニー「まあまあ、後夜祭くらいはしゃいだっていいじゃないか」
ライサ「今まではしゃいでなかった的発言は禁止!」
ジュベール「だって今まではジェフ君に踊らされてたんだぜ俺たち」
ジェフ「僕はエレベーターを壊しただけじゃないか」
ライサ「なんだその価値観は!ライサイドビルディングのエレベーター
は砂場のトンネル並みかよっ!?」
ジョニー「いいや砂山だ」
ライサ「チクショー!!」
ジェフ「大体君の彼女が僕のプリンを食べてしまったのが悪いんだよ
あのプリン泥棒め!!」
ジュベール「あなたの心です」
ライサ「何が!?」
思い出のシーンを一挙公開!!
ランビ「そう言えばせっかくの誕生日イベントだったのに一番大事な
場面がオンエアされなかったね」
ジュベール「24主演俺?いいよ、もう一回上映しても♪」
ジョニー「じゃあ君一人で地下2階に行って見ておいでよ。帰って
来なくていいからさ」
カロリーナ「大事な場面って何のこと?」
ライサ「もしかしてバースデーソングをみんなで歌った時か?」
ランビ「それそれ!すごく印象的だったんだ」
ジュベール「どんなにアウェーでも俺は負けないぞぉー!!」
ジョニー「いいからいいから。あ、ちなみにエレベーターは壊れてる
から階段で行くんだよ」
カロリーナ「ええ、私もよく覚えているわ♪あれオンエアされなかった
のね。なんだか残念だわ…」
ジェフ「最初から打ち合わせをしていればあんなことには
ならなかったんだがな!」
ライサ「いや、打ち合わせはしてたんだけど…」
ジュベール「まだ帰ってたまるかー!!」
ジョニー「いいからいいから。もう二度と地上に上がってこないで
おくれ」
ランビ「カロリーナが悲しんでいる!!待っててカロリーナ、
僕の力でなんとか再放送してもらえるように頼んでみるから!!」
犯人もお願い!
ランビ「神様!どうか僕の愛するカロリーナのために、オンエアされ
なかった未公開のバースデーソングシーンが再放送されますように…」
ダイスケ「じゃ、じゃあ俺も祈ってみるっス!!」
ジョニー「では僕も♪」
ジュベール「もちろん俺だって!」
カロリーナ「あら、私もお願いしなくちゃ」
お洒落魔女「未公開 オンエア願って 拍手する」
ジェフ「なっなんだよみんなして良い子ぶって!僕は別に未公開シーン
なんて見たくないんだからな!!卑怯者扱いされなくないから仕方なく
祈ってやるだけだ!勘違いするな!」
ジョニー「犯人たら照れちゃって、ほんとは見たいくせに」
ジュベール「おい、犯人だって気持ちは一緒なんだぜ。茶化すなよ!」
ジェフ「犯人言うな!!」
スシ王子、スシ姫への愛情を疑われる
ジョニー「やいやいやい!!ライサ、君はなんて冷たい男なんだ!!
僕たちがさっきから神様にお願いしてるっていうのに君は何故何も
しない!?」
ライサ「ええっ!?だって未公開ったって、あれオンエアしても…」
ジョニー「どうせスシのことしか考えてないんだろ!!
このスシ王子がっ!!」
ライサ「まさか罵倒の言葉に使われるとは!!」
ジュベール「お寿司の王子様、略してスシプリなんてどうだろう?」
ジェフ「真顔で言うな」
ダイスケ「ステップ王子よりずっとカッコイイっスね!」
ジュベール「よっ!スシプリ!!」
ライサ「スシプリ言うな!!」
みんなの愛の勝利だ!!
ランビ「オンエア決定だ!!」
ジョニー「わっ!びっくりした!」
カロリーナ「えっ?オンエア決定って本当なの、ステフ?」
ランビ「そうなんだよ♪みんなの願いが天に届いたんだ!!」
ジョニー「いや、スシプリは願っていなかったよ」
ライサ「おいこら!スシプリを定着させようとするな!」
ジュベール「いや〜、スシプリって言葉を使ってくれているところに
俺は愛を感じるよ♪」
ライサ「どんな愛だ!!」
ランビ「それでは話題の未公開シーンです、どうぞ!」
回想@ 24の疑惑
ジュベール「それは、俺が一生懸命作り上げたいなり寿司を、
お寿司大好きスシ王子ことスシプリから死守していた時のことだった…」
ライサ「死守してたの俺だって!!つうかスシプリ言うな!!」
ライサ「ダメー!!それ以上食べちゃダメー!!」
ジョニー「ケチケチするなよ、このアメリカ野郎!!」
ライサ「チクショー!!まさか同じアメリカ人に言われるとは!!」
ランビ「え?君ってチェコ人じゃなかったの?」
ライサ「なんでピンポイントでチェコなの!?他にも選択肢ないの!?」
ジュベール「チェコスロバキアとかさ」
ライサ「そうそうチェコスロバキアとか…ってチェコだろそれ!!」
ジョニー「ほら君たち、モグモグ…口じゃなくて手を動かせ手を」
ライサ「口動かしてんのはお前だろーっ!!」
ジェフ「からあげクンレッドを多めに買ってきて正解だったな。
あやうく24個以下になるところだった」
ライサ「そんなに買い占めてロー●ンの人困ってなかった!?」
ジョニー「あ〜、僕わかっちゃった♪ジェフ君たら24に
ちなんだものをタニスにあげる気なんでしょ?」
ランビ「僕だって24個のてんとう虫グッズをあげるよ!」
ライサ「なぜそこでムッとする!?」
ジュベール「俺なんて『24主演俺』だぜ♪」
ジョニー「僕は24枚のサイン入りブロマイドなんだぞ〜!!」
ライサ「なんでみんな24にこだわってるの!?」
回想A 24づくし
ジョニー「え?まさか君、気づいてないの?冗談だろ!?」
ライサ「何なんだよ?」
ジュベール「にぶいなあ。俺、とっくにわかったぜ!」
ジョニー「ほらぁ、ジュべだってわかってるってのに君ときたら」
ジュベール「優しい俺が親切に説明してやるとだな」
ライサ「うん」
ジュベール「タニスことスシプリンセスも省略すればスシプリに
なるだろ?」
ライサ「うんうん」
ジュベール「そういうことさ♪」
ジョニー「断じて違う!!」
ライサ「騙されるとこだった!!」
ジョニー「も〜!だからぁ、タニスは今日で24歳でしょ?だから
みんな気を利かせて24にちなんだプレゼントを用意してるの!!」
ライサ「気を利かせるところ間違ってないか!?」
ジェフ「僕のアイディアに文句をつける気か?」
ライサ「ジェフ君のアイディアかよっ!!」
ジョニー「まあそんなわけで僕たちは気を遣って、君の作った
いなり寿司の数を24個にすべく頑張って食べていたわけでモグモグ」
ジュベール「そうだそうだ。他意があって闇雲に食い散らかしていた
わけではないモゴモゴ」
ランビ「どうせやるならみんな一緒のほうが楽しいしねムグムグ」
ライサ「それらしい理由つけて俺のいなり寿司食ってんじゃねー!!
ただ単に腹減ってただけだろうが!!つうか話すか食べるかどっちかに
しろよ!行儀悪いぞお前ら!!!」
ジェフ「むしゃむしゃ」
ライサ「もうツッコミきれねーよ!!」
回想B 24隠ぺい
ランビ「そういえばカロリーナが言ってたんだけどね」
ジョニー「うん、僕が可愛いって?」
ランビ「違うよ!」
ジョニー「本気で怒った!!」
ランビ「そうじゃなくて、彼女は『私もそうだけど、20を過ぎた大抵の
女の子って歳を重ねるのに抵抗があるから、もしかしたらタニス姉さん、
24って数字にちなんだプレゼントを嫌がるかもしれないわね』って
言ってたんだ」
ライサ「そういう大事なことは早く言えー!!
ほらみろ、いなり寿司もう24個しか残ってねーよ!!何がみんなで
仲良くだ!!愛する彼女の誕生日に24個のいなり寿司贈って
嫌われるんだったら高級寿司屋に行って二人で過ごしたほうがまだ
マシだったよ!!」
ジュベール「いや、そっちのほうが嫌われると思うぜ」
ライサ「真顔で俺のバースデープラン否定されたー!!」
ジョニー「大丈夫だよライサ。いなり寿司は全員で食べればいいし、
プレゼントに隠されたメッセージをタニスが気づく確率は極めて
低いと思うよ。だって君の恋人だし」
ライサ「けなされた気分!!」
ランビ「そうだよ!みんなで歌でも歌えばタニスの気も紛れて
いいんじゃないかな?」
ジュベール「いいこと言うね〜♪」
ジョニー「うん、24って数字に直接触れなきゃOKだね♪」
ライサ「そっか、OKか!」
ジェフ「ライサ、君、いい奴だな」
回想C 24をごまかす
ジョニー「じゃあとりあえず、24という数字には直接触れないこと
を前提にパーティーを盛り上げていこうじゃないか」
ライサ「わかった」
ジュベール「プレゼントを渡すときも、『誕生日おめでとう』だけに
しようぜ」
ランビ「みんなで歌を歌うタイミングはいつがいいかな?」
ジェフ「そうだな、タニス・ベルビンが僕たちからのプレゼントに
隠されたメッセージに気づきにくいように、全員がプレゼントを
渡し終えた直後が最適かと思われるが」
ライサ「よし!そうしようぜ!」
ジョニー「そうと決まれば歌の練習をしなくちゃね♪」
ジュベール「リ〜ン〜ク〜にぃ〜♪い〜なずま走りぃ〜♪」
ライサ「濁点を取っただけでいとも簡単に替え歌ができた!!」
ジェフ「誕生日と言ったら純粋にあの歌でいいじゃないか!」
ランビ「ハッピーバースデータ〜ニス〜♪だね?」
ライサ「それそれ!」
ジュベール「じゃあその歌をワンフレーズ歌って、あとは食べ放題っと」
ジョニー「やけにあっさり決まったね。もっとボケなくていいの?」
ライサ「いいよ!」
ジュベール「俺だったらさっきの替え歌のほうが嬉しいけど」
ライサ「お前の誕生日に飽きるほど歌ってやるから安心しろ!!」
ピンポ〜ン♪
ライサ「ワオ!やっとタニスが来たぜ!」
ランビ「いいやカロリーナかもしれない!!おかえりカロリーナ!!」
タニス「悪かったわね愛しのカロリーナじゃなくて。
みなさんお待ちかねのタニス・ベルビン様よ!!」
回想D 24を回避せよ!!
ランビ「カロリーナが上の階で怖いこと言い出したから、一時は
どうなるかと思ったよ」
カロリーナ「だって私、タニス姉さんが犯人に殺されるかと思って
気が動転してたんだもの。あ、でも今はすっかり大丈夫よ♪
それにほら、ケーキ屋さんに頼んでケーキに立てるロウソクをちゃんと
にじゅうよランビ「二重にしてもらったんだね箱を!!
気が利くなあカロリーナは!!」
ライサ「ナイスフォロー!!」
ジョニー「もう、カロリーナったら!言い出したのは君だろ?」
カロリーナ「ああっ!ごめんなさい私ったら」
ダイスケ「プレゼントの話っスか?一応いなり寿司買って来たんスけど、
結構売れててにじゅうよジェフ「からあげクンレッド!!」
ダイスケ「むがっ!!」
ジュベール「ファインプレーだぜジェフ君!!」
ジョニー「そうか、ダイスケは今来たばっかりだから事情を
知らないんだ!あのねダイスケ…」
タニス「ちょっとぉ、いつまで待たせる気?私もう、お腹が
空いたんだけど」
ジェフ「食いしん坊め。おいライサ、僕たちが計画をダイスケに
説明しているあいだ、君はそこの食いしん坊の気をひきつけておけ」
ライサ「食いしん坊で誰だかわかった自分が悲しいけどまかせろ!!」
ジョニー「頼んだぞライサ!!」
回想E NGワードは24!
ジョニー「いいかいダイスケ、女の子ってのは20歳を過ぎてからは
自分の歳に敏感なんだ。いや、僕だって敏感だけどね」
ダイスケ「はいっス」
ジェフ「まああの歳で女の子と呼んでいいのかは疑問だが、一応、
タニス・ベルビンもその手の話になると憂鬱になると仮定してだな…」
ライサ「ハ〜イタニス♪今日も一段とキレイだね♪」
タニス「スシ王子がベンみたいなことを言い出したわ!!ジェフに
一体何を吹き込まれたの!?」
ライサ「一行で怪しまれた!!」
ベン「HAHAHA!タ〜ニス〜、ライサは君の彼氏じゃないかぁ。
何も不思議がることはないよ♪」
ライサ「ベン、ナ〜イス!!」
カロリーナ「だからね、私たちが気を利かせて、タニス姉さんが今年で
にじゅうよランビ「20人も友達呼ぼうとしたの!?
さすがにこの部屋には入らないよ〜!!」
ジュベール「なんたる反射神経!?」
タニス「…さっきからみんな落ち着きがないわね?ああもう、お腹
空いたわぁ。ねえエヴァン、まだ始まらないの?」
ベン「レディをこれ以上待たせるなんて関心できないなあ」
ライサ(ま、まずいぞ!なんとかして時間を稼がないと!!)
ジョニー「カロリーナったら!」
カロリーナ「ごめんなさぃっ」
ライサ「タ、タニス聞いてくれ!!」
タニス「何よ改まって?」
ダイスケ「?今年でにじゅ…なんスか?」
ライサ「(やっべ〜話すことマジねーよ!!)え?えーと、タニスに
つ、伝えたいことがあって…」
ジュベール「とにかく、タニスの歳だけは口に出すなよ!」
タニス「何かしら?」
ダイスケ「何でっスか?」
ライサ「あー…」
タニス「なんだか時間稼ぎでもしてるみたいね」
ライサ「!!ちっ違う!そうじゃないんだ!」
タニス「じゃあ何なのよ?ほんとにお腹へってるんだから!」
ジョニー「タニスの年齢が今年で君の買ってきたいなり寿司の数と
同じだからさ!」
ライサ「(この食いしん坊め!!)だから…日本はエビの消費量が世界一なんだ!」
タニス「はぁ?」
ライサ「これはアメリカ人の約2倍の消費量で、年間で計算すると
日本人1人あたりおよそ80匹も食べているということになるんだ!!
すごいだろう!?」
タニス「すごいのそれ!?」
ダイスケ「ああなるほど!承知したっス!!」
ジュベール「ふう、これでやっと打ち合わせが終わったな」
ジェフ「ライサの犠牲は無駄じゃなかったようだ」
ジョニー「ライサぁぁぁぁっ!!」
回想F 24を口に出すな!!
ランビ「さあ、タニスのバースデーパーティーを始めようじゃないか!」
ジュベール「タニス誕生日おめでとー!!」
タニス「どうもありがとう」
ジョニー「おめでとうタニス!今日はライサが君のためにいなり寿司を
こんなにたくさん作ってくれたんだよ♪」
ベン「すごいじゃないかぁ!!おや、いなり寿司の上に何か
のっているようだね」
ジュベール「よくぞ食いついた♪そいつは俺のマスターピース、
からあげクンレッドフューチャリングいなり寿司だぜ!」
ジェフ「からあげクンレッドは僕の提供だ!!」
タニス「な…いなり寿司しかないのこの部屋…」
ジョニー「大丈夫!さっきライサイズのピザを頼んだからすぐに
届くさ!!」
カロリーナ「私もケーキを買ってきたからデザートに食べましょ♪」
ピンポ〜ン♪
ランビ「ピザが届いたみたいだね」
ベルネル「こんばんは〜ご注文のピザお届けにきました〜」
ジョニー「やあベルネル!わざわざありがとう♪」
ベルネル「とんでもないですよ〜。俺、バイトのせいで参加できない
し。あ、そのお詫びって言ったらなんですけど、このライサイズピザを
にじゅうよジョニー「20枚も食べきれないから気持ちだけで十分だよ!!」
カロリーナ「ギリギリセーフね!」
回想G 24の恐怖
ジョニー「さあタニスお待ちかねのプレゼントタイムだ♪じゃあ
みんな、はじっこから順番にプレゼントを渡そう♪」
ランビ「僕からだね!はいタニス、おめでとう♪」
タニス「ありがとう、何かしら?」
ジョニー「おめでとうタニス♪気に入ってくれると嬉しいよ!」
タニス「ありがとう、開けるのが楽しみだわ」
ジュベール「タニスおっめでとー!!俺からのプレゼントは想像つくと
思うけど地下2階であげるぜ♪」
タニス「全然想像つかないわよ。でも一応期待してみるわ」
ダイスケ「おめでとうございますタニスさん!これは俺からで、
こっちはユカリからです」
タニス「ドーナツちゃんから?気を遣わせちゃってごめんね」
ジェフ「これは僕からだ。今日中に食べろよ」
タニス「いい匂いがするわ。めずらしく気の利いたプレゼントね♪」
カロリーナ「おめでとうタニス姉さん!」
タニス「ありがとう、カロリーナ♪」
ライサ「タニス、にじゅうよジョニー「二重の喜び!!」
タニス「き、聞こえなかったわ…」
ライサ「あーっと、おめでとうタニス!」
タニス「ありがとう…そう、このいなり寿司がプレゼントってわけね」
回想H 24は言わないという約束を
ランビ「じゃ…じゃあここで僕たちからタニスにサプライズプレゼント
と称して…」
タニス「エヴァンのいなり寿司に勝るサプライズはないわ」
ライサ「そんなに喜んでくれたの!?」
ジョニー「ライサにランビ’sアイが感染したようだ」
ランビ「心のこもった歌のプレゼントだよ〜!!」
ベン「サプラ〜イズ♪」
ジョニー&ダイスケ「ハッピーバースデ〜タ〜ニス♪」
ジョニー「僕と同い年!」
ランビ&カロリーナ「ハッピーバースデ〜タ〜ニス♪」
ランビ「僕のひとつ上!」
ジェフ&ジュベール「ハッピーバースデ〜ディ〜アタ〜ニス♪」
ジュベール「俺とも同い年!」
ベン「ハッピーバースデ〜タ〜ニス〜♪」
ライサ「俺がエビの話してた時にどんな打ち合わせしたんだー!!」
あとがき
6階がメインの話なので全体的にゆるいですが、普段はバラバラなライサイドビルディングのメンバーが、
一つの目標のためにみんなで頑張るという、めずらしい内容になりました。
こうしてみると、タニスって愛されてるなあ。あと、ライサは実はいなり寿司以外にも
プレゼントを用意していたという設定なんですが、それを発表する前に企画自体が
終わってしまいました(苦笑)(2008年9月26日 管理人ローズ)